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平和を論ずる時

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昨日行った天ぷら屋さんから車で30分ほどのところにある施設「大刀洗平和記念館」に奥様と一緒に行ってきました。
奥様とは知覧特攻平和会館にも福岡在の時に行った事がありますが大刀洗もその存在をしりながら長らく訪れる機会を
作っていませんでした。今回はいくつかの条件で見学する事とさせていただきました。

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会館で上映される短編映画で旧陸軍大刀洗航空隊の概要を知りましたが、当時は東洋一の航空飛行場、施設であり飛行場
を中心とした街も形成されていたとの事でした。写真の試作局地戦闘機震電はレプリカですが、こちらの機体は2023年の
公開映画『ゴジラ-1.0』に登場していた機体との噂があります。本物が現存しないのですが特徴的な機体で、かなり異質で
す。

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こちらは零式艦上戦闘機三二型です。こちらは本物をベースに修復された機体です。世界で唯一現存する三二型だそうで
す。零戦は子供の頃から百貨店の展示や知覧でも見ましたが、無駄を削ぎ落とした流麗な機体です。

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そしてこれが操縦席です。当時の座席にはクッション等はなく、落下傘を尻にしいてクッションにしていたとラジコン飛行
機仲間(予科練出身零戦搭乗員)に伺っていました。本当にその通りです。

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これは当時旧陸軍の主力戦闘機だった九七式戦闘機です。海軍の零戦と比べると少しボッテリしている感じがしますね。

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2階から見た震電の全景です。プロペラが後ろについているので事故や被弾損傷の際に脱出するのが極めて危険であり
プロペラに巻き込まれてしまう危険性があります。試作で終わった機体ですのでその後のことは不明ですが、気合いで
何とかなる話ではなさそうです。

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震電の操縦席付近です。実存する機体はアメリカのスミソニアン博物館にあるそうですが、比較した資料はなさそうな
のでやはり幻の機体なんでしょう。

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大刀洗飛行場は特攻隊に参加する飛行隊の知覧への中継基地にもなっており、多くの搭乗員の記録が残されていました。
知覧ほど生生しく詳細には記録されておりませんが、わずか15歳で沖縄の海に散華した少年の遺影は正に幼さの残る顔
でした。また、終戦の年の3月に米軍のB29による爆撃、合計1,000発以上の爆弾を基地とその周辺に落とされ、小学生
や教諭ら30名弱が一斉にお亡くなりになりました。当日も多くの中学生など平和学習で見学していましたが、同年代の
少年や空襲で亡くなった子供達の遺影を見て何かを感じているのではないかと思います。

武力でもって平和を守る事はできるでしょう。でも武力でもって平和を作る事はできますでしょうか。その現実の答えを
遠く中東で、欧州の地で求めているのでしょうか。多くの御霊はその答えを待っていただいているのかもしれません。

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