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ジャーナリングは現代の徒然草か

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元々は退職を機に、もっと綺麗な字が描きたいと思って硬筆習字をやってみようと思いました。それで奥様にお願いして
退職の記念品はペリカンの万年筆を名古屋まで行って買って頂きました。当初はこれで日記でもと思いましたが、使って
いるうちにあまりに書き味が良くて、なんでもかんでも思いつくままにかいておりました。

つれづれなるままに 日暮らし硯に向かひて 心にうつりゆくよしなしごとを そこはかとなく書きつくれば あやしうこそも
のぐるほしけれ 

流石に夕暮れ時の半刻とかはないですが、ちょっとカッコをつけて兼好法師の真似事をしてみた次第です。それが、最近
気になる単語「ジャーナリング」を知りました。これは思いつくまま、心に浮かぶ物を忖度なく書き出すと言う物。西洋
ではこれを書く瞑想として紹介されていました。

紹介をかい摘むと、「ジャーナリング」とは、頭に浮かんだ考えや感情をそのまま紙に書き出す行為のことで、では日記
と同じかと言えば似てはいますがジャーナリングは自己理解を深め、ストレスを軽減することに重点を置いていると言う
事でした。心の状態を整えるのに役立つとされています。

ジャーナリングのやり方やその効果の紹介もありました。簡単な物であり、構える事は何もありません。必要な物は適切
な環境とペンとノートです。

1. 場所と時間:    静かな場所で、邪魔されない時間を選びます。



2. テーマ:          特にテーマを決めずに、頭に浮かんだことをそのまま書き出します。
3. 書き出す:       思考や感情をネガティブ、ポジティブに制限なく、自由に書き続けます。
4. 振り返る:       書いた内容を後で読み返し、自分自身を理解するきっかけにします.
5. 効果 :
            自分の思考パターンや感情の傾向を理解する、自己理解の深化に役立ちます.







6. ストレス軽減: 感情を言葉にすることで、ストレスを軽減する効果が期待できます.
7. 集中力向上:    書くことに集中することで、マインドフルネスの状態に近づき、集中力が高まります.
8. 問題解決:       抱えている問題を客観的に見つめ、解決策を見つけやすくなります.

記事を読んで最初に思ったのがジャーナリングと日記の違いでしたが、ジャーナリングは自己理解やストレス軽減が目的
であるのに対し、日記は出来事の記録や思い出の保存が主な目的です。また、ジャーナリングは、思考や感情を自由に書
き出すのに対し、日記は出来事や感情を時系列で記録することが多いかと思います。ジャーナリングは、まとまりのない
文章や表現でも構いませんが、日記は比較的丁寧な文章で書かれることが多いかと個人的には思います。

後はジャーナリングを始める際の注意点ですが、よくある完璧主義にならない事。人に見せる物でもないので綺麗に書こ
うとせず、思ったことをそのまま書き出すことが大切かと思います。この点はまさに前述した徒然草であり、私もこの通
りではない物の、硬筆習字の練習代わりに同じ様な事をしていたと思います。これからは上記のようにマインドフルネス
の状態に近づける様に励もうと思います。

因みに仕事をしている時はよく自己啓発本など読んで試しました。中でもフランクリン手帳から始める「7つの習」等を
愛読し、時間管理を実践していましたが、今となっては全て過去の彼方です。でも、その中で気持ちや感情を文字にして
書き出すと言う事はこの時点から既に始まっており、書く事は常に心の安寧化に有効と思う様になりました。

追伸:

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災害情報伝達としては一番遅かったのですが、午後6時30分位から雷鳴と稲光が続き日田市に非常災害放送が入り始め
ました。その前から市中には防災放送で屋外スピーカーから何か騒いでいるのは聞こえましたが、意味不明で物の役に
は立ちませんでした。そう言う意味ではスマホとこの防災ラジオがあれば情報弱者とはならない事が確認できました。
今の所は山間部や里山と接してる平野部への土砂崩れなどが心配されています。

 

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