ふりかえり 野鳥観察はじめ
私が野鳥観察を始めた頃の写真が出てきたので、今日はそれをちょっと記録しておきます。最初は2004年頃だと思いますが大阪
の大阪城公園でバードウオッチングの会に参加したのをきっかけに、双眼鏡を手に入れて自宅から歩いて行ける長居公園で野鳥
観察や写真撮影を始めました。その頃の道具が写真の様にスポットスコープの接眼部に直接デジカメのレンズを当てて撮影する
通称「デジスコ」と言う方法で撮影していました(理由は先ず費用、次は倍率です)。
「カワセミ」
この撮影方法のメリットは、スポットスコープの接眼倍率その物で撮影ができる事。私の手持ちレンズだと40倍、35mm
フィルムカメラでは2000mm相当の倍率となり、少し離れたカワセミでもご覧の通りのアップが可能です。
「モズ」
デメリットは、三脚に固定して撮影するので相手が静止に近い状態でないと撮影が難しいです。なので飛んでいる鳥とか
撮影する事はよほどのベテランさんで良い条件が揃った時に撮れる程度でした。だから三脚とスコープを担いで公園の中
を毎週ウロウロしていました。基本は鳴き声や木の葉の不自然な揺れを見て双眼鏡で確認。目的となる鳥を見つけたら動
きを予測して三脚を素早く立てて撮影するという。非常に成功率の低い作業を繰り返し回数で対応しておりました。
「シメ」
このシメは私の目の前3m位の所にいました。ズーム付きのコンパクトデジカメを持参していた時なのでそれでパチリ。
2007年頃からはデジタル一眼レフカメラが頑張れば(ローン)庶民でも手に入れる事のできる価格帯になってきたので清水の舞台
から飛び降りたつもりでCANONのデジタル一眼レフと望遠ズームレンズをボーナス2回払いで買ったのでした。我ながらここま
で野鳥にのめり込むとは思いもせず、ドップリとハマってしまいました。
でも、この野鳥に対する見識ができて、後の趣味であるノルディックウォーキングに役立ちました。インストラクターとして、
毎回数十名を指導するのですが、歩く途中で参加者の皆さんに「この声はシジュウカラです」とか「コゲラのドラミングですね」
など野鳥の声や外見で説明できました。木花の名前なんかだと参加者のお爺さん、お婆さんの方が圧倒的に詳しい場合が多いで
すのでね。おかげで私の指導する班はいつもお年寄りで満杯でした。声が大きくて聞きやすいってのも理由の一つの様でしたが、
今となってはその時のお爺ちゃんの年齢になってしまいました。懐かしい話です。
かくして本格的な野鳥とのお付き合いは20年ほどですが、最近は鴨を主に観察しています。日田での野鳥観察がなかなか条件が
揃わないのもあります。考えると、大阪では街に緑や樹木が少なく固まった場所は大きな公園でした。だからそこに行けば渡り
の途中の鳥など珍しい鳥にも出会えます。でも、日田は周りに自然環境がいっぱいあって、わざわざ亀山公園に止まる必要が無
いのでしょうね。だからまずは三隈川という大きな川とその支流に目を向けてもう一度ドップリと楽しみたいと思います。
追伸:今夜は久しぶりに麻婆豆腐をこしらえました。合わせてレンチンOKの肉焼売付きです。
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