天晴れ、ツールド九州2024大分ステージの巻
今日はツールド九州2024大分ステージの日です。別府〜日田間のコースで、ここ日田の大原神社前が最終ゴール地点となります。
今日はお祭り日和、市役所の駐車場に特設会場を設置していました。天候に恵まれて最高の一日ですね。
大原神社前を2回半周回する最終コース。スプリントレースが始まるので、集団が形成されてスパートの時期を虎視眈々と伺って
います。前から2人目が今回優勝したフランスの選手です。
大阪の堺からやってきたと思われるシマノさんのサポートカーです。今や、ツールドフランスにおいても、その使用率が半分以上
と言う世界屈指の自転車パーツメーカとなりました。四半世紀ほど前に何度も仕事で通っていて、さて量産となった時に海外工場
で作るとの事で、仕事を全部海外商社に持っていかれた苦い経験があります。因みに私はカンパニョーロなんです。ごめんなさい。
優勝したフランスのトタルエナジーチーム。皆で勝利を分かち合っています。彼らは毎年の成績で残留、放出が決まる厳しい渡り鳥
生活との事。でも、みなさんそんな厳しい環境を窺わせないほど陽気です。
私の推しは、奥さんの乗っていた自転車メーカーでもあるイタリアのプロチーム、コラテック・ヴィーニファンティーニの
クリスティアン・ズバラー選手でした。レース中盤から50km以上をトップで引っ張ってきて、最後周回で集団に飲まれて
沈んでしまいました。でも、自転車競技って団体戦なんですね。それも集団が長い時間、レースを牽引してきた彼個人をリ
スペクトした上で抜いていったのを見て、ヨーロッパで長い間刻まれてきた競技としてのあり用を窺わせます。
最後の誘導路。どの選手も素晴らしい走りをしました。また使用している自転車が違います。走る音がちゃいまんねん。シャーって
鳴る、ほれぼれするような機械駆動音でもう次元が違いました。
誘導路を通る選手にハイタッチを求める子どもたち。外国人選手はレースが終わると例外なく子供達にフレンドリーでした。
いい男たちです。
特設の表彰式会場に入ると協賛企業や施設のブースが立ち並びます。先ず目についたのはご存知パールイズミのブースです。
大阪で頑張って自転車を漕いでいた時はここのウエアに大変お世話になりました。
沢山の人で賑わっていて、何かいな?と覗いてみたら漫画「弱虫ペダル」の作者である渡辺航先生がブースにいてサイン会をして
おりました。私は漫画もアニメも読んだ事も見た事もないのですがこの漫画やアニメがきっかけでロードサイクルを始めた女性が
沢山いるとの事で、自転車業界にはなくてはならないお方なんでしょうね。日田の諫山創先生みたいなものかと。
表彰式に先立って、大分県知事の佐藤 樹一郎氏 が開会の挨拶です。私、知事さんを間近に見たのは初めてです。なお、佐藤知事
の趣味は自転車に少林寺拳法だそうです。もともと好きだったんですね。来年は大分〜宮崎間のレースを計画しているそうです。
そして彼が今回の優勝者、ベストタイム者のエミリエン・ジャンニル選手です。右足の靴の黒いのは、カーブで自転車を寝かせた際に
路面と接触して削れたものです。なんと時速70kmで湯布院の坂を下ったそうです。私はABSのついたモーターサイクルでも無理です。
最後に、家に帰ってYouTubeのライブ版を再度見ていると、そこに私がおぼろげながら写っていました。白いバズーカに黄緑の
バックパックが目印です。
今回、とても良いレースを見学できたので少々恩返しを。特設会場に協賛店として出店していたパールイズミさんで、大会Tシャツ
を買い求めました。フロントとバックのプリントで、バックには今大会の各ステージが描かれていました。そう言えば昨日は小倉城
ステージでしたか。レースはまだ続きます。この連休はサイクリストにとって暑い日が続きますね。
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