老人と銃
今日は週一の楽しみとなる銃の日です。11月から猪や鹿の様な4本足の大型獣の狩猟解禁となり
ますので、ハンター諸氏の姿はなく午前は3人だけで射つ事ができました。写真の銃は、奥側が
私のベレッタで、手前側がブローニングとなります。
因みに1人で射つと、淡々と次々に射たないといけないので休憩時間がありません。大変しんどい
んですね。3人位のインターバルがちょうど良いです。今日の結果は大して成長がないです。よう
やく10発以上当てる事が増えて来たと言う感じ。まだ50%にも届きませんね。
ただ、銃の扱いに慣れて来た気がします。クレーの不発(割れて飛び出すノーバード)があっても、
冷静に用心金から指をすぐに抜き、銃口を下に降ろし銃を折り、「どうぞ」とプーラーから次の合
図を待つ動作が今日は自然にできました。慣れて来た頃が危ないとは言いますが、その緊張感がた
まりません。
今日で射場に飛び込んで6回目で、累計425発の弾を消費しましたが、射場に通うお客さんの中で
の最高は年間8万発だったそうです。ほとんど毎日来ていたとの事でした。金額換算すると、レク
サスのLC迄は行かなくても、ESが余裕で買えますね。年間で、ですよ。
上の動画は一緒になったご老体。齢80は超えていらっしゃるけど、射つと中たるんです。ほんとに
中たるんです。今回の動画では外されましたが、この年齢まで認知症などなければできるんですね。
老人と銃、銃を持った認知症の方は怖いですが、この方含めて射場に通う方はとてもかっこいいん
です。射撃はある程度の年齢でも、若い人と同じ環境で対等以上に勝負できるオリンピック競技で
す。
なぜ、鉄砲射ちがオリンピックにあるのか理解できないと言うTVのコメンテーターがサンモニに出
ていましたが、無知も甚だしいです。射撃競技は1896年から、私のやるトラップ競技は1900年から
と、120年以上継続している種目です。ヨーロッパ貴族趣味と言われれば出自はそうなんですが、こ
れがスポーツである事はやってみればすぐ分かると言うものです。軍隊となんでも結びつけて批判
先行する左傾の方には困ったものです。国内で銃の所持にはとてもハードルが高く、簡単に持つ事
ができない事から、お気の毒な事に事実を知らずに頭の中の妄想を育てるのも無理からぬ事とは思い
ますが。
射撃が終わってからは、射場で銃の手入れを済ませて銃砲店に銃を委託保管して貰うのですが、自
宅に帰ってからする事は写真の様な帳簿に弾の受け渡しと消費をきちんと記載して管理する事です。
銃より弾の方が危険です。弾さえあれば、雷管を先の尖った物で叩けば撃発し、人が死ぬ量の鉛玉
が飛び出すので。銃だけあっても、重いので振り回すだけなら金属バットより効率が悪いと思いま
す。
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