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例年、年末年始の年越し蕎麦や雑煮に使う出汁は私がとっていた。何時もはたっぷりの花鰹を使うのだ
が、今年はスーパーで厚切り削り節なる物を見つけたので試して見ることにした。
そのまま食っても食いごたえがあり私にはオヤツにもなりそうな品だ。使い方は水から入れて煮出す。
暫くは煮込んで、冷めた所で濾して完成。
ただ、その絞りカスがあまりにも立派なので食材にして見た。生姜を加えて甘辛く煮て、佃煮して見た。
これが奥さんに好評となり、ご飯の副食として、あるいはそのまま酒の肴としても使えそうだ。
さて、今年の年越し蕎麦の味は如何だろうか。自分にも世間世情にも色々想定外があった年だけど、
無事に越せそうであり、それが何よりかと思われる。
今回の鰹節君には悪いのだが、我が身を削って仕事をする事はもう無い。両手伸ばして届く所で十分だ。
だから来年もその歩調で無事乗り切れる様に祈りたい。
みなさん、良いお年を!
アウトドア趣味に復活してから手持ちの道具が古くて、コンロのパッキンやノズルなどメ
ンテナンス用部品も手に入らない事が分かり、久しぶりに道具を新調して見た。
コンロはカセットガス缶式が手軽で便利ではあるが、震災の時にガスボンベは早々に無く
なり、最後まで残ったのは灯油との事だった。今回は災害対策用としても準備したいので
燃料種類が複数あるマルチフューエルタイプを探した。
幾つかの候補の内、手持ちのスベア123と同じメーカーのオプティマス製を選んだ。これ
は海外では既に豊富な実績を持つコンロであり、陸上自衛隊でも採用されている機種だ。
それからも分かるように、液体燃料コンロに関しては、日本製が優れている事は無い。
燃料は白ガスと灯油、緊急時には赤ガス、つまり普通のガソリンも使える。車用ガソリン
には添加物が多く含まれるので、有害排出ガス含めてコンロに常用する事は避けたい話。
因みに手持ちのスベア123はスエーデン製で、高校生の時から使っているから実に45年間
愛用している事になるが、長いと言う事は劣化も進んでいるのでこの機会にオブジェクト
として余生を過ごしてもらおう。
最近の流行りはメスティンと言う弁当箱の様な形のコッヘルで炊飯する事らしいし、動画もyoutube
に沢山挙がっている。私も安いのを買って試したけど、昔ながらの鍋はどうかと言うと、実はこの方
が米を炊くにはマッチしていると今更ながらに思う。同じ条件で炊いても、こっちの方が美味いんだ。
固形燃料なんてのは、旅館の朝ごはんや、夕食のミニ鍋用位の用途で、あくまでも常温かつ無風がその
使用条件だ。屋外で使うのは昔からエスビットの固形燃料を使って、シェラカップ直火でお湯を沸かし
てコーヒーをの飲むに限定していた。
やっぱり液燃ストーブの安定した火力で一気に炊き上げるのが本当の屋外での使い方だろうな。。
流行りはやっぱり流行りと思ってしまう。
でも、我が家ではお家キャンプ飯が静かなブームになっているのは確かだな。ご飯が美味いから。
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