珍道中四国編
写真は与島のSAから。フェリーで橋の下を潜ったり、JRで岡山から移動したりはありましたが
車では初めてです。こうして全景を見ると人の作った物とは思えない程の迫力です。
それでもまだお休みの方も多いのかSAは結構な賑わいで車は端っこの方へしか空いていま
せん。
展望台があったのでそこで瀬戸内の風景を眺めます。ああ、休日って大好き。
予約していた丸亀のホテルに5時過ぎに到着。部屋に荷物を置いたら直ぐに目的の一鶴本
店さんへ。予約無しの人が沢山いましたが、私たち夫婦はすんなりと入れました。
そしてこれ! しっかりした歯ごたえの親鳥、柔らかくてジューシーな雛鳥。どちらも美味しい
のは間違い無いのですが、私はやっぱり雛鳥。家内も同じく夫婦でかぶりつきです。他のメ
ニューは少ないのですが、鳥から出た油を付けながら食べるおむすびも旨いです。
お腹が一杯になった所で少し外を散策。丸亀城が直ぐ近くにあるので夕闇の迫る丸亀の街
とお城をグルリと散歩。
お盆も過ぎて、風が少しだけ和らいで来た気がするのは酔っぱらったせいかな?
ビジネスホテルを素泊まりで予約していたので朝ご飯に近くにあるうどん屋さんへ。7時半開
店は事前にリサーチしていたのでそれまで少しだけ近所を散歩。写真は百十四銀行。
日本で114番目に設立された銀行であり、私の親類がここの支店長をした事があると聞いて
いました。
そして朝からうどんです。私はとり天ぶっかけ(温)、家内は汁かけのとり天うどん。これで480
円、旨かった!やっぱりうどん県でした。因にうどんはかけにしてもぶっかけにしても温!
朝うどんから直ぐにホテルを出発。時間の関係で高知まで一気に高速で下り、行って帰って
になりますが室戸岬へ。最初は徳島から阿南を回ってくるつもりでしたが、現地の交通事情
から断念しルートをその場で変更、夫婦2人ならではの気楽な旅です。
また出会えました!今からウン十年の大学生の頃に確かKawasakiのZ250FTで四国ツーリン
グに来た際に真っ先に目指したのはここです。時期も同じくお盆休み頃。毎日38度の猛暑が
が続き、空気がバターナイフで切れるのでは無いか?と思えた頃です。
写真は室戸岬から更に足摺岬を越えて(駐車場から遠いので遠くからだけ)宿毛へ。この日
お宿は元国民宿舎の椰子の宿。全室オーシャンビューで窓から見える太平洋の眺めは最高
お楽しみの夕食です。写真は藁でいぶした本場のたたき。大学生の頃は室戸岬の近くにある
キャンプ場でテントを張って一人でチビロクラーメン食って寝てました。感慨深いものがありま
す。
地元のお酒、四万十川を冷酒で。日頃は焼酎ですが、この夜は日本酒を久しぶりと家内と
のみました。
お刺身も当然旨かったですが、この三元豚もいけました。このコースで3,000円は妥当です。
ご飯ものはうなぎ飯。四万十川で捕れた鰻ですか?と聞いた所が他所のんです!と潔い返
事でした。鮎飯だと地元産の模様。
天然温泉ではありませんが、お風呂にはとても力を入れている様で大小様々な湯船につか
り、リラックス。部屋に戻ると急に眠気が出て来て早めに寝てしまいました。そして午前4時頃
に目が覚めてベランダに出てみるとそれはそれは幻想的な世界!望月が太平洋を照らして
いるではありませんか。目が慣れて来るとはっきりと影が見える程の明るさ。
太古から変わらない風景がそこにはありました。
ホテルの朝食も良かったのですが、つい写真を忘れて食いに走りました。ホテルを出てから
西予路を北上、宇和島を通って八幡浜から三崎港へ。九四国道フェリーです。ここから大分
県の佐賀関に戻ります。
今回の2泊3日の旅行での走行距離はセットし忘れたので概略ですが1,200km程、平均燃費
は14.2km/ℓだったのでフラットフォーにしては上出来です。
秋には転勤、九州も四国も遠くはなりますがまた来たい私のルーツ(香川県)です。
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