宮崎県都井岬 懐かしい風景に出会う
先週日曜日に我が家にスイフトがやって来たが、11/2〜3の泊まりがけで初遠出に出かけ
る。宿泊は青島のホテルをネットで予約。写真は九州自動車で宮崎のえびのJCTを目指す途
中。初の本格的なカーナビで使い方がまだ全然判っていない。機能満載もおじさんには考え
ものだ。
九州自動車道からえびのJCTを経由しみやざき自動車へ。清武ICで降りて後はひたすら一
般道を山道や海岸沿いの素晴らしいロケーションの道を走って懐かしの都井岬に到着。
都井岬には高校時代の修学旅行で一度来た事がある。実に38年前の丁度今頃だ。山陽新
幹線が全線開通した時で、前年の旅程では特急列車だったので下関一泊だった時代だ。
丁度と言うか、この日は特別な一般開放日であり、灯台の心臓部にまで入る事ができる日で
あった。写真は巨大な回転灯で上のランプをグルグル回す仕組みが良く判った。実はこの大
きな青いカップの中はフローティングシステムが組まれており、重いレンズを動かす為の工夫
がしてあった。何と中には水銀が多量に入って重さを支えているのだ。気化しない様に水銀
の上には油を張っているのだが、時代が時代とは言え凄いシステムだ。
レンズはフレネルレンズになっており軽量化している上、ランプはUSHIO製のメタルハライドラ
ンプであった。これで沖合43kmまで視認可能だそうだ。また、この回転灯は故障時には必ず
南北に向いて固定される仕組みとなっている。何故って?朝日を浴びると中が溶けて燃え出
すから(レンズ効果)。
尚、当日いらっしゃった海保の方に尋ねると、全国の灯台も平成20年から全て無人となって
おり、「喜びも悲しみも幾歳月」の有沢夫婦はもういないとの事。この灯台も地元のご夫人2人
が日々管理をしているとの事だった。灯台守はもう失われた職業だった。
天気が良ければさぞや絶景だったろうが、今日は生憎の雨模様。でもこの国内でも10本の指
に入る大型の灯台にまで38年振りに来れた事は何か感慨ぶかい物があった。
あの能天気な高校生の時、いったい何を考えていたのかな?
そしてここにいた。おい、馬が鹿のの真似をしてどうする!馬鹿と言われるぞ。こんな風景を
あちこちで見る事ができた。
結局、この日はこのまま予約していた青島のホテルに宿泊。日の高いうちから露天風呂につ
かり、美味しいごちそう(但しバイキング)を頂いた。
次の日はえびの高原のスカイラインを走る予定であったが、霧の影響もあって断念。雨脚も
強まってきたのでそのまま帰路についた。実走行距離は約800km。スイフトの平均燃費は無
頓着に走ったが16.8km/ℓとそれなりの数字は出してくれた。エコカーなら23〜25km位は行く
のだろうが、まあこんなもんでしょう。
家内も色々目的地を探し始めた。さて、次はどこへ行きましょうか。
« スイフトが来た〜! | トップページ | 迷い迷って、、タブレット »
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- ちょいとお散歩シリーズ その2(2024.12.10)
- ちょいとお散歩シリーズ その1(2024.12.09)
- 本格的に冬が来た(2024.12.08)
- 難を転じて福となす(2024.12.07)
- トング!トング!トング!(2024.12.06)
コメント