日田祇園祭
錦糸銀糸も見事な唐獅子牡丹。聞くと京都の祇園の方で何十年も前に作った物らしい。
眼はギヤマンで爪は象牙。今ならいったい幾らかかるか、いや象牙はもうダメだろう。
市内中心部の町それぞれが山鉾を持っていて、手本は京都の祇園祭だが、それでも400年近く続く伝統行事との事だった。
明治の頃迄は山鉾の高さはゆうに15mはあったとの事だが、近代では電線事情もあって
可変式なんてのもあるらしい。怖いだろうな、この高さでゆらゆらと動くのは。
日田の街は写真の様にたいそうな人出で普段静かな山間の街も、この夜ばかりは各地か
ら集まった観光客も含めて遅く迄賑わっていた。
毎年7月末の土日に行なわれるので一度もこの祭りを見た事がなかったのだが、九州へ
転勤してきたので初めて見る事ができた。日田は京都との繋がりがやっぱり強い様だ。
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