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はかない、、

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はかない、、
人偏に夢と書いてはかないと読む。人生ってそんなものかと思う出来事があった。

三つ上の兄が先週急逝した。急性の心筋梗塞だった。朝方ベッドから起きた直後に倒れ、
直ぐに救急隊が駆けつけ蘇生処置を行なってくれたが、2時間後に搬送された近隣の病院
で亡くなった。

出張明けで出社した処で危ない状況を聞き、着の身着のままで大阪から兄の住む埼玉まで
駆けつけたが、新幹線の乗車待ちで訃報を聞いた。

そのまま車中でまんじりともせず埼玉の病院に駆けつけたが、そこには今そこにただ寝てる
だけの様な兄がいて、直ぐに死を受け入れる事ができなかった。

また、三人の残された子供達を見ていると、父が56歳で亡くなった時の自分と重なってしま
い、これから起こる様々な出来事が容易に想像でき、いたたまれなくなった。

それから120時間、まるで何かに追い立てられる様な時を過ごし、仕切って仕切って仕切り
倒して葬儀を乗り越えた。ただ、葬儀が終った夜から激しい腓返りが何度も起こり、心身とも
に疲労している事を実感した。

あれから一週間。19歳の時に思った事、「悲しくても腹はやっぱり減るんや、、」が何故か不
意に思い出された。子供達よ、逞しくあれ。。

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コメント

きさくなお兄さん!

残念でなりません。

お母さんの心労を考えると・・・

義姉さんに甥っ子に姪っ子、しっかりサポートしてあげてください。

それに、ちみ!

俺はちみが心配やったぞ!

PS.お互い若い時に父親を亡くしたもんなぁ!

すきものです。

本当に合掌あるのみです
帰りながら家内と色々話しました・・・

大昔読んだ岩波新書プラトンのデルフォイの神託
神は若死にを好む
本当に合掌あるのみです。

某なにがしさん、すきものさん
忙しい中、遠い所に来て頂き感謝致します。

あれから一週間が過ぎているとは信じがたく、もう普通以上の生活をしているのが
不思議な位です。家内が明日から母の面倒を見に向こうに行きます。私は色々と
仕事が立て込んでいる真っ盛りなのでそうそう行けないのが辛い。

クリニックの方は色々支援を頂く方々と整理を進めてる様です。法的な処理も開始
しています。義姉はその辺の段取りで忙殺されているので、試験期間中の姪っ子の
面倒も見れそうです。

あれだけ努力し勉強し、一日も休まずがむしゃらにやってきたのに最後は風の中に
消える煙の様に、地に埋もれる塵の様にその労苦が消えて無くなるのは悔しい限り。
後はこの胸の中の記憶だけが残るんですね。

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