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富士フィルム X10雑感

Img_0685

fuji X10での検索が多くなって来たので僅かですが雑感を。この機種の外観、かっ
こ良さが購入の一番動機でしたが、それは様々な機能が基本にあっての話。特に内
装するイメージャーには以前から着目していました。確かに高感度低ノイズ。
2/3”と言う、一昔前のハイエンドに採用されていたサイズが今また新鮮です。

Img_0686

特徴の大きな一つとして光学ファインダーの存在がありますが、はっきり言って
使えます。ダハプリズム内蔵など非常に凝っており、言い過ぎかも知れませんが
コンタックスT3に次ぐ見やすさかと思いました。ファインダー内には何の情報表
示もありませんが、AF合焦時には上の写真のMADE IN JAPANの左にあるLEDが
緑点灯します。

Img_0687

こんな感じに合焦を光と、無音にしていなければピピッとおなじみの音が聞こえ
ます。

Img_0689

光学ファインダーとの位置関係はご覧の通り。右目でファインダーを覗いている
時、通常直接LEDは見えませんが、高齢で峡視野になっていない限りは入ると思
います。特に合焦を待っている時は意識が行っているので直ぐにシャッターを切
りがちですが、裏面液晶でスタンバイしてからシャッターを切るのと比べ、タイ
ミングが少し早くなるのは各メディア既報の通りでした。ひと呼吸おくのが肝要
です。

Img_0692

かぶせ式のレンズカバーはカッコよろしいのですが、実用的にはスプリング内蔵
のキャップが使い易いので手元を探すとRICOH GXR の50mmF2.5Macroの付属
キャップが40.5φで丁度でした。因にフィルター径は40.3mm。非常に悩むサイ
ズです。無理に40.5φのフィルターをねじ込まない様に。多分途中で止まります
ので、着けるも外すも予想外の力が鏡筒にかかり、故障の要因となりそうです。

Img_0693

機械式レリーズが使えるシャッターボタンなので、愛用のニコンソフトレリーズ
を着けています。私は弛み防止を兼ねてシリコンOリングをこの間に厚さを調整
していれています。緩まないし、直ぐに外せます。ストラップの取り付け部も左
右2カ所ですので、一般品が使えます。私は白のARTISAN&ARTISTのたすき掛
け用(長さ自在調整)を使っています。

Img_0697

バッテリーは思いのほか小型で、本体を小型軽量にする為に割り切った部分にな
るのかと思いました。電池はPENTAX製と互換があります。

ただ、液晶を切っているので持ちは倍以上、1個でも500枚近くはとれそうです。
液晶を切っていても、撮影後の画像は1.5秒か3秒選択で表示できるので、デジカ
メのお作法は守っています。先の合掌時点灯LEDと合わせて便利ですね。

パララックスは当然発生しますが、ダハプリズムで内部屈曲させて、レンズ中心
分近くに対物部を設置しているので上下に関してが主ですが、2m以内の広角撮影、
特に35〜50mmでは左右も少し注意が必要で、試し取りで個体の癖を掴む必要が
ありそうです。マクロ時は当然液晶はどの設定にしていてもライブビュー。

あと、これにGRD4の様な星景写真が取れるような明比較処理モードがあれば個
人的に言う事がありません。

とりあえず以上です。

追記:
ネットでプロによる評価記事を見ていると光学ファインダーはX100からは程遠く
実用性が無いなどと言っている物もあった。窓が汚れれば(実に汚れ易い位置には
ある)拭けば実にクリアだ。にじみは何度も屋外の水銀灯で確認し、一番少なくな
る位置に視度調整(これでもだいぶ変わる)した。

比較対象は一眼レフやライカじゃなく、コンパクトフィルムカメラの光学ファイン
ダーだ。そう思って手持ちのXAやMINOXやPENを見ても勝てるやつは無い。比較
対象がズレているし、基本P(プログラム)で撮影するのでファインダー内表示は無理
につけなくてよい。覗いて撮る楽しみが一番好きなんだけどそれって私だけかな?

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