夢見る頃
過去のブログに一度掲載した物の再掲載です。丁度、37年前の夏休みに中学時代
の友人と一緒に中国展覧会に行ってきました。この時期に昔の資料を整理していて
再びこのチケットに思いが馳せたと言う訳です。
今程、中国との距離が近い時代じゃありません。田中角栄氏の訪中後2年で、日中
国交正常化後、まだ日が浅い時期の中国には色々な意味で関心が高まっている時期
だったと思います。戦後派にとっては全く知らない国、隣の中国でした。
また、中国パック旅行なども農協さんを中心に流行り始めた頃で、友人Nのお母さ
んも少し後に旅行されて、Nがお土産の人民帽を被っていたのを思い出します。
写真は今は亡きお祭り広場、万博終了後4年です。高校1年の時ですが、オイル
ショックを乗り越えて、未来はバラ色と言う時でした。今の東アジアの情勢を
見るに、この時にそれが予測予見できていた人など戦中派程いなかったでしょ
うね。
まさに中国を紹介しあげる、と言う雰囲気だったかどうかまで覚えていません
が、工芸品が多数展示されていた記憶と写真があるのをみると、国民の多くが
お隣の国を深くは認識していなかったのでしょう。
日はまた昇るか? この頃の写真に問いかけてみます。
因に1972年の日中国交正常化と同時に中華民国からは国交断絶をいい渡され
た年でもあったので、台湾とは今も政治の上と経済の上での話がアンバランス
な状態である事は確かですね。学校では今の子供達にちゃんとした政治と歴史
を教えているのか?この夏休みに台湾へ行く人達に聞いてみたい気がします。
「日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事
- トング!トング!トング!(2024.12.06)
- 紅一点!(2024.12.05)
- 霧に咽ぶ朝と災害(2024.12.04)
- 霧に沈む街とヒートショック対策(2024.12.03)
- アナログの良さ(2024.12.02)
細いですなぁ!
今なら後ろの太陽の塔が見えへんのに・・・・
投稿: 某なにがし | 2011年9月 2日 (金) 00時24分
今ならこんな写真は出さない、、、
投稿: warakado | 2011年9月 2日 (金) 07時03分