2月も節分が終わり、スーパーではひな祭りの準備も始まっている。春から異動の
内示を貰い、準備を初めて居るご同輩も多い事と思う。
そう言うときには唐の詩人、于武陵の「勧酒」の結句を思い出そう。
勧 君 金 屈 巵
満 酌 不 須 辞
花 発 多 風 雨
人 生 足 別 離
井伏鱒二氏の和訳で有名なのが後半二行、誰でも聞いた事があるはず。
花にあらしのたとえもあるぞ
さよらなだけが人生さ
と名訳した漢詩だ。確かに江戸末期にも別訳はあるが、正確さは別に人と別れとを
言い表し、何とも余韻のある雰囲気になるのはこちらだな。久しぶりにそのような
本を喰い散らかした土曜の夜だった。
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