旅は道連れ

出張からの帰り、発泡酒とおつまみのプリッツを買うが、ご当地ものを選ぶ。
旨味、ピリ辛 餃子味! なんだか怖い物みたさの感覚で買ってしまったが、食べれば普通にラー油風味。食べるラー油が流行っていたが、その感じより更にラー油その物だった。
箱には『東日本の餃子の味を再現したものではありません』とただし書きがあったのでウソではないのだが、鶴橋お好み味とか、道頓堀たこ焼き味とかが単なるとんかつソース味だったりするあれだな。まあ、旅のお供にはこんなもんが丁度よい。
時に今日は父親の命日。1978年8月27日、24時間テレビの第1回目の26日の夜にゴダイゴのガンダーラ、モンキーマジックの演奏を母親と交代で泊まりに来た深夜の病室で見ていた。でも様子が変で看護婦さんに連絡したが、その次の27日の朝に父は56年の生涯を閉じた。遺体安置所へ移している時に母親がやってきてやっと楽にさせてあげれたと二人で泣いた。父親の寝具を背中に担いで50ccのバイクで自宅へ戻る道、涙で前が見えなかった。谷町筋を声を上げて泣きながら帰った。
もうあれから32年か。今夜、新幹線の窓から月に向かって親父に乾杯する。もうちょっと見といて下さいと。
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