谷根千巡回!
まとめが遅くなったが、谷根千巡回記録を少しアップ。埼玉の兄の所で法事があり、その日は泊めて貰った。月曜日は休みを貰っていたので、ゆっくり出発して大宮の鉄道博物館へ行くが、何やら小中学校の団体さんが多くてパス。電車に乗って上野駅へやってきた。上野駅は北の玄関、及びターミナルとして100年以上の歴史のある駅で非常に趣がある。写真は啄木の句碑がある『故郷の なまり懐かし 停車場の、、』
。
更に移動し、JR日暮里駅へ。新入社員の時、寮で同室の相棒が日暮里に住んでいて良く話を聞いていた。そして面白そう、いつか行ってみようと考えていた。写真の遠くに見えるのはスカイツリー。
丁度、お昼時だったので駅に近い、谷中銀座に面した蕎麦屋へ入る。江戸と言えばやっぱり蕎麦だろう。
そこで頂いたのが大もり。もりそばの大盛りである。超細切りで、腰があって旨かった。川むらと言う屋号だが、ガイドブックを持った方がひっきりなしに入ってくるので結構有名なお店だったか? 因に江戸の蕎麦つゆは甘く無い。そば湯で割ったら最高に美味しかった。蕎麦はつゆも含めて江戸前が好みだな。
そこから坂を下る様に道なりに進むと夕やけだんだんに到着。命名の議は知らないが、多分まちおこしかなにかかな?夕焼け時では無かったが、普通は階段の上から下の谷中ぎんざの看板を背景に映した写真が多い。私は生まれ育った山王町の金塚幼稚園前の階段を思い出した。あれが64段あるのだな。似ているmachi.
途中からよみせ通りに出て、それに沿って進む。下町情緒のある商店街で、ありがちな歯抜けはあまり見られない。空き店舗があれば、若い人達が思い思いの手作りの店を出していると言う印象を受ける。
おお、支那そばと書いてある。さっき蕎麦を食べた所なので残念ながらパスするが、透明なスープにほんのりショウガと胡麻油の香りのするスープなんだろうな。因に直ぐに思ったのはアキラに出てくる春木屋と言うバーの名前。
この後から急に天気が悪くなり、へび道からこっち雨で写真を映せなかった。谷中霊園に近くなるとようやく雨も上がるが、この辺は道が濡れてもいない。数kmで天気が違う。
谷根千、途中から写真を放棄したが、銭湯を改造したギャラリーや、一軒の間口しか無いこじんまりした手作りシャツの店とか、あるいはこんな昔の下宿屋さん風の建物も散見する、下町情緒に溢れる街だった。個人的には懐かしい、子供の頃に当たり前にあった景色だ。
流石に谷中霊園の中は駅への近道と思って入って後悔したが、徳川家の代々墓所も偶然見つけたりと2時間程だったが、楽しい時間を過ごせた。またこよう。
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