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北陸晩秋の旅~後半~

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明けて11月29日の日曜日、朝の散歩写真からの始まり。

日曜礼拝に通う訳ではないが、ホテル敷地にあるチャペルが綺麗だったので、朝の散策でパチリ。夜半の雨で道路が濡れている。

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こちらが一夜お世話になった砺波ロイヤルホテル。なかなか良いホテルで、デフレ旅行にしては少々贅沢な位。朝日を浴びて俄然お腹が空いてきた。一風呂浴びた後の旅の朝はバイキングが待ち遠しい。

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お腹が一杯になって本日のメインイベント、世界遺産の白川郷に向けて出発。道路標識にある五箇山方面に向かう。そう言えば砺波はチューリップの産地、3月頃が見ごろだ。

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ETC1,000円の日、午前のまだ早い時間だが人は多い。つり橋を渡ったらもう白川郷となる。世界遺産なのだが、そこで普通に生活する人もいるから洗濯一つ大変だと思う。

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マンホールもちゃんと合掌している。

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雪に覆われた写真は良く見るが、山が斑でこれから冬に入っていく所だ。山に入ると雲行きが随分怪しくなってきた。

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ひなびた日本の原風景。一部保存で手を入れた場所はあるが、この景色は100年以上もあったままだろう。

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村を散策し、開放している『神田家』へお邪魔する。母屋だと思うがそちらを一般に開放している。明り取りの窓から差し込む光で以外に中が良く見える。

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囲炉裏からの煙が上に立ち昇り、カヤや柱をいぶす。このヤニが防虫、防腐効果となって家を長持ちさせるのだそうだ。祖母の生家は茅葺で蛇が住んでいた事を思い出した。

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また、屋根は先を削った梁を桁に置き、家の蓋をするだけなので、地震が来ても免振して倒壊を防ぐそう。また、垂直方向の重みには良く耐えるが、横方向の風には弱い構造も、山間部で風を弱められる事からその土地に合った合理的建築なのだろう。

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冬の雪景色が白川郷のディフォルトかもしれないが、桜咲く季節も楽しいだろう。

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21世紀の風景とは思えない。ここに学生帽を被り、鼻をたらした腕白坊主どもが走り回っていても何の不思議も無い。

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白川郷に限らず、日本の山間部では『結(ゆい)』と言って村人総出で屋根を葺く共同作業が行われると説明があった。土地の材料を使い、お金をかけずに作業を済ませる先人の知恵だと思う。

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山の中は紅葉の季節はとっくに過ぎて冬が既に始まっているが、少しへそ曲がりがここにもいるようだ。

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こちらは国の重要文化財である『村上家』、一般開放されており、中に立ち入る事を許されている。今回は時間の都合で外から写真だけ。

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家屋の保存、技術の伝承を目的とした工房もあった。ここ白川郷だけでなく、隣の五箇山などにも合掌作りの家屋があり、補修している模様。

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本当に冬がもうすぐ傍に来ている。真冬になれば4mを超える雪で村は閉ざされたとの事だが、最近では温暖化の影響か、そんな豪雪は無いそうだ。

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白川郷を後にして向かうは庄川の遊覧船。往復20分程度の船旅だが、紅葉の季節が済んでいるのでただ舟に乗った、と言う気がしてならない。

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紅葉の季節最中なら、山が燃えるように、川面にその色が溶け出すような景色だろう。春は萌え 夏は緑に 紅の 綵色に見ゆる 秋の山かも ‥そして冬は山眠り黒となる。

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後はバスで移動し、ショッピングモールの様な所で買い物となる。皆、解禁になった蟹や甘エビも買い込んでいた。因みに写真のケバイ家はメジャー松井選手の実家。

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私達がショッピングモールで買ったのは帰りの雷鳥車内で食べる写真のたらば棒寿司と、、、

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二人とも大好物のますのすし。北陸とくればこれで〆なければならない。北陸を営業担当していた時はいつもこれを駅や車内で2つ買って、一つはビールと一緒に車中で食べて、一つは家内へのお土産として持って帰ったものだ。

さて、これで北陸晩秋?初冬の旅は無事終了。デフレ予算の節約旅であったが、怪我病気が無かった事は勿論の事、千里浜も白川郷にも行けたし、ホテルと温泉も良かったので充分満足であった。

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コメント

後編報告待ってました。
白川郷の吊橋はあれだけ沢山渡って大丈夫?と思う位揺れませんでしたか。
雪の季節は又別な雰囲気が楽しめますので再度行かれては如何かと。

北陸は大阪から近く、新潟からも近い中間地、
これから冬の海産物が楽しめる季節となりました。
お酒のつまみが美味しく頂けます。

>くわぽんさん
つり橋は大勢がめいめいバラバラで歩くなら揺れ難く怖くありません。少人数や、軍隊みたいにタイミングを合わすと共振して怖いです。

北陸は冬の味覚が豊富で、プラス温泉で何度も行きたくなってくる場所ですね。あちこち廻る事も無くなってきたので雷鳥やサンダーバード1本で大阪から味覚の旅が味わえるので気楽です。

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