複雑時計
先日購入した機械式時計の裏蓋は、サファイヤガラスで出来ていて中が見えるシースルータイプ。分解と言う名の破壊作業で幾つか見た事はあるが、回転錘がぐるんぐるん回る様は、機械式(キネティックもそうだが、、)にして良かったと思ってしまう。
実用のポイントである誤差(日差)はクオーツ式と比べれば段違いに大きい。だからクオーツが誕生した訳だが、機械式の要はてんぷと言われる心臓部、それは何億回も左右に回転する訳で、クオーツが正確なのはこの部分と動力部が電気/磁力に置き換わっているからである。クオーツの1秒1回のステップ駆動と比べて、ヒゲゼンマイによって、生き物にも似た溜めのある動きであり、日に10秒程度なら許してあげようと思ってしまう。
今夜もチビチビと酒を飲みながら、ゼンマイ歯車の動く様を裏から眺めてニヤリとしているのである。暫くはそれだけで楽しめそうだだ。
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▼僕のは安物ですが、同じくSEIKOの機械式です(^ε^)。1日に30秒ぐらい進む感じです。1週間ほっとくと3〜4分進んでます。それでもクォーツより好きです。休みの日は着けてないと止まってしまうのが面倒といえば面倒ですが…。
投稿: うずらまん | 2009年2月 3日 (火) 16時10分
>うずらまんさん
こんばんは。やや、SEIKO党ですね。色々な時計を持ちましたが、機械式がやっぱり好みにあいました。正確さなら他に色々あるので趣味性が強いとは思いますので、面倒もこれまたたのしであります(^^;
投稿: warakado | 2009年2月 3日 (火) 21時58分