カテゴリー

2024年12月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31        
無料ブログはココログ

« 五芒星の輝く上町台地をポタポタと | トップページ | がきデカの時代 »

堺の古墳巡りポタ

090222_01

天気予報では昼から雨80%、午前中に行ける手近な所と言う事で、堺の歴史ロードから仁徳天皇陵を目指す。車道側が危ない場所が多いので幹線は歩道を通る。フラットロードだと段差やタイルのデコボコが厳しい。また、ギシギシ言っている白パナの劣化したフレームには堪える。やっぱりポタリング用に中古でマウンテンバイクを買うか?

090222_02

最初の写真はニサンザイ古墳、これは御廟山古墳、あと幾つもの古墳を駆け抜けてゆく。堺は本当に古墳の宝庫であるが、土建屋さんには文化財保護法があるので仕事がし難い街でもある。

090222_03

まずの目的地である大仙公園、仁徳天皇陵に到着。大仙公園内の地道に近い道をゆっくりポタリングすると梅の芳しい香りがする。有料の日本庭園などもあって、観梅の人で賑わっていた。

090222_04

途中でノルディックウォーキングをしている人も居た。長居公園や大阪城公園、大泉緑地やこの大仙公園、自宅から自転車で30~40分圏内に周囲数Kmに及ぶ大規模な公園や緑地がある事に感謝。

090222_05

天候が怪しかったので入らずに前を通っただけの自転車博物館サイクルセンター。堺はシマノをはじめ、自転車製造業の街でもあった。学芸員の方には、元オリンピック選手がいらっしゃったりと、一度ゆっくり訪れてみたい。

090222_06

看板を前に、ひとしき講釈をするおじさん。正面に8台位は止まれる様になっており、遠方からも訪れる人がいる。今日は見なかったが、観光バスも来るようだ。

090222_07

はい正面。世界最大級の陵墓である。この御陵にしろ、奈良の大仏にしろ、大阪城にしろ、戦艦大和・武蔵にしろ、シルクロードの果てにある我が国は、何でもかんでも巨大にせねば気が済まぬ国民性なのか?

090222_08

御陵にあった資料からだが、ここが丁度正面。濠の周囲は約2.8kmあり、正式には「仁徳天皇 百舌鳥耳原中陵(もずのみみはらのなかのみささぎ)」と言うそう。「陵(みささぎ)」とは天皇、皇后、などを葬る所で、「墓」はそれ以外の皇族を葬る所だそう。

090222_09

御陵の周囲には民家が一杯まで迫っているが、ぐるっと小路が作られている。そこを巡ってみると道標があり、現在の位置が判るようになっている。2.8kmとは、ジョギングやウォーキングには丁度良い距離かも知れない。

090222_10

御陵の一番北側を通る道路に架かる陸橋の上から。中の様子は判り難いが、周濠の向こうに墳丘が少し見える。実は写真手前も墳丘であり、茶山古墳と言う。仁徳天皇陵の周りには、小さい墳丘が幾つもある。

天気が良ければ、この後は堺市内を巡って刃物や鉄砲鍛冶の資料館、千利休屋敷跡から与謝野晶子生家。更には大阪湾側へ進んで旧堺灯台まで足を伸ばそうと思ったが、急に空気に湿り気が混じってきたので大急ぎで帰路につく。

帰り着く迄は何とか雨には降られず。じきに降ってきたので助かった。全部で30km程の距離であったが、事前にもう少しルートを整理して、写真もテキパキ撮れる様にすれば面白いコース、もう一度ルートを練ってポタリングしたい。

« 五芒星の輝く上町台地をポタポタと | トップページ | がきデカの時代 »

銀輪道楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 堺の古墳巡りポタ:

« 五芒星の輝く上町台地をポタポタと | トップページ | がきデカの時代 »