邪道楽道?
自転車が完成間近と言う連絡が入り、急いでお願いしているお店、サイクルハウス アビィワンさんに飛んでいった。時折強い雨が降るのがなんとも残念だが、、、
わがブッラク・ビューティー号はほぼ完成状態、後はワイヤーを張り、ハンドルテープを巻くだけだ。連絡を頂いたのはこの最後の選択肢、テープを何色にするか?だった。
ああ、完成に近づいていく。ワクワクとドキドキ。中学2年の時に、兄のお下がりをリフレッシュしたドロップハンドルの自転車を自分の物として手に入れて以来だな。
こんなカンパのフルセットが無造作に置かれ、しっかり日常的に使われています。右手前にあるプライヤー状の物、何か判る人はよっぽどのスキモノです。カンパのくるみ割り器。昔、リチャードかソニプラで見て憧れたのですが、買う勇気が無かった。
道楽店長の真骨頂はここにあり。なんで自転車屋さんにJBLが?他にもマークレビンソンやら何やら怪しげな物が、ジャズ喫茶をそのまま自転車屋さんにしたと思えばいいのかな?でも、ふと棚の上を見ると天賞堂さんのHOがあったり、怪しいエアガンがあったりと、すっかり道を極めていらっしゃる。。。
さて、そうこうしているうちにすっかり愛車は完成し、黒いとばかり思っていたテープが青と灰色のツートンですっかりおしゃれに。前部が軽くなった印象だ。
愛車はローラー台に載せられ、これから調整を行い、その後はレクチャーモードに入ります。ちょっとシートが高すぎる気がするのですが、、、、こぎながら各部の微調整をして頂ます。
尚、レクチャーは基本的なこぎ方やブレーキング、シフトチェンジの練習や、不慣れなビンディングの固定開放方法など。メカニカルな説明と、通常ツーリングで遭遇するであろうコーナリングやブレーキングのポイントを教えて頂きます。5分もこげば汗びっしょりです。
30分は経ったでしょうか。もう乗って見ますか?とOKを頂いた様で、待ってましたとばかりに準備。店長さんは仕上げた我が子をいとおしむかの様です。いい仕事されていらっしゃいますからそれも道理。
完成!支払いも済んでこれでこの子は私の物に。でもまだ全然見合っていない私。動力源はこのカラダ一つ。自転車の性能はこのカラダエンジンその物なのだが、邪道楽道に流される性質なので適当に頑張らずがモットーに。でも自転車とは慌てず、焦らず、諦めずで、休まずに幾久しくお付き合いしたいもの。
かっこいいな~。惚れ惚れするな。自分の思っていた以上に綺麗にまとまった。靴も良いのを最初に買っているし、今日のその勢いでヘルメットも同色(黒・銀・青)の高いのを買ってしまう。当初のカメラ下取り元手をかなり予算オーバーしてしまった。これは一遍死んでも直らない性質だな。きっと。
でも安物買いの何とかにならず、世界で一台のマイカー「ブラック・ビューティー号」が誕生したのだからまあいいか。ちなみに家内にもろもろ合わせ、かつ医者代節約前渡の合計で靴をプレゼントして頂いた。涙がちょちょぎれる程嬉しい。感謝多謝である。トラック一杯の薬より自転車一台を処方せよであった。
さあ、やるぞ、と思ったら雨が強くなった。 本日はこれまで。
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