生存競争
20日、日曜日は午前からコゲラの観察。土曜日は観察に来なかったが、どうも雛が一羽スズメにやられたらしい。
親は先週にも増して神経質に辺りを警戒しているが、カメラマンはもう何日も同じ位置から静かに動かないので余り気にしなくなった模様。 そこで昨日の事を聞いてみるとスズメが両親不在時に巣に飛び込んだそうだ。
暫くしてスズメが何か長い物をくわえて飛び出して来たそうだが、後で写真を見ると内蔵の様だったとの事。おそらく、親と勘違いした雛が口を開いた時に、胃の中にまだ生きている虫を見つけてスズメがくちばしを喉から突っ込んで内蔵ごとひきずり出したのだろう。
親が帰って来てから何時間もして無い内に巣からそのなきがらを放り出して何処かへ持っていったそうだ。巣の下には蛇や小動物に見つけられるので糞も遠くへ運び巣穴付近には落とさないらしい。自然の掟がここにもあることを知る。たかがスズメなのだが、彼らも百舌や烏に狙われるから同じと言えば同じなのだがちょっと悲しい。
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こんにちは
続編でバトルが現実になったんですね。
餌を求めるバトルが死を招くとは
全く思いもよらない事でした。
投稿: osakawalker | 2008年4月22日 (火) 22時26分
>osakawalkerさん
こんにちは。今、贔屓はコゲラにあるのでスズメが仇ですが、観測しているスズメが烏やネズミに襲われたりしたら、やっぱり可愛そうです。
結局、自然の生き物には何もしてやれませんのでただ見守るだけです。
投稿: warakado | 2008年4月22日 (火) 23時46分