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コゲラのお宿

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先週、コゲラの巣を見つけていた。既に抱卵しており雛が孵ったかどうか迄は判らなかった。因みに場所はお約束事として一応伏せておく(以下の写真の多くはクリックで大きくなる)。

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今回はスワロとP5100のデジスコでじっくり撮影にチャレンジ。観望の方が気楽だし、記録より記憶を優先したかったのだが、つい写真撮影に走る自分が悲しい。腰を痛めており、三脚のセンターポストを上げた。ブレより痛いのが嫌だ。

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辺りの様子を伺っている。常連さんに聞くと、スズメが近くに巣を作っており、けん制しあっているのと、スズメがこのコゲラの巣を狙っているそうだ。それで留守にもできない厳しい状況の模様。

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オスが餌を持ち帰ってきた。直ぐにメスと入れ替わり、今度はメスが餌を探してくる。それとその交代時間が実に正確で、このペアの場合はほぼ15分おきとなっている。

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スズメを凄く気にしている。オスが巣にいるときは何度も外に飛び出してスズメを追い払っていた。対するスズメも2羽、3羽といて(2羽がペアだが後1羽は不明?)しつこく巣穴の周りを徘徊する。

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頭の後ろにうっすらと赤色が付いているのが見えるだろうか? これはオス。警戒、威嚇の意味で羽毛をおったてるのだが、その時にチラリと見える。 もっと赤いんだが写真では見えない。

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本当に良く食べる雛なんだろう。きっちり15分おきに餌をくわえて両親が帰ってくる。まだ雛の姿は見えないが、その内出てくるのだろう。今から楽しみだ。

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凄い早業でスルリと巣に潜り込む。メタボリックなコゲラでは無理な作業だ。

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後は小さな、ちょうどゴルフボールが1個入るかどうかのサイズの穴が開いているだけ。正直、この奥をちょっと覗いて見たい衝動にかられる。

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撮影準備していたのにも関わらず、コゲラの動きが俊敏なので被写体ブレとなってしまった。デジスコはここが難しい。この時は1/44s、F2.7、ISO100となっていたからブレは仕方ない。林の中が暗くてシャッタースピードが稼げないし、イメージャーが小さいので良くは成ってもデジ一の様にISOを800や1600に上げての撮影ができない。せいぜい200止まりだ。

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これがお邪魔虫のスズメ。なんだかプックリ膨らんで可愛いのだが、結構好戦的でありコゲラにしょっちゅうちょっかいを出しては短いバトルを繰り返している。

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たまらず再び巣を空けてまで表に飛び出し、警戒・警告音を発するコゲラのとーちゃん? かーちゃんだったかな?

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無事スズメを追い払って一安心の図。でも直ぐにまたスズメはちょっかい出しにやってくる。心休まらない。

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これはこれは沢山の餌をくわえて帰ってきた。15分にしては大漁だろう。皆、樹には近づかない様に暗黙の了解で現場にいるが、樹の周りの糞跡を見てみたい物だ。雛が孵っているのでかなりの量がありそうだ。

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日が射してきてSSが稼げる状態になったのだが用事があって撤収。実に残念。

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帰りのみちすがらでライラックの花を一枚、

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そして最後に品種は判らないが八重桜を一枚。でもスワロは写真より肉眼で見るのが一番綺麗だ。しかしながら腕のせいか写真ではスワロのいい所を何分の一も伝えられなくて悲しい。

 

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コメント

warakadoさんこんにちは。
完璧にバードウオッチングにはまってますね。
自然を見ていると何とも落ち着きますね。
生き物は特にそう感じます、可愛いと云うより
生命力を感じます。
少々違いますが昔文鳥を飼っていた時手に乗った際手に文鳥のぬくもりを感じました。
コゲラの成長を見守って下さい。

こんにちは
キツツキは結構大きい
(樹に穴を開けるには必須条件?)
とばかり思い込んでいましたが
ゴルフボール程の巣穴入り口で
スズメとバトルするなど
意外でした。

>くわぽんさん
こんにちは。すっかり鳥見・鳥撮に嵌ってしまいました。まあ休日には緑豊かな公園でのんびり?するのも悪くないです。でも以前も書いたかもしれませんが、マッチの軸より細い足の小鳥達の生命力に触れると、都会の中にいても自然のカケラを感じずにはいられません。

>osakawalkerさん
コゲラはスズメより大きいのですが、ムクドリよりは小さいです。そしてその一番小さなスズメがコゲラに向かっていくのです。自然界では体の大小は関係なく、守るべきものと攻めるべき物があるとサイズはあまり関係無いようで、人とはえらい違いです。

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