今週は20日の休みもなく、ずっと仕事だったのでお彼岸のお参りが今日になった。でも御呼びがあったのか好天に恵まれ、お参りの後はちょこっと京都観光を楽しんだ。カメラはE-410とZD14-42mm/F3.5-5.6。先日届いたインプレス社特性の「たすきストラップ・白」がちょっと照れくさい。
大谷本廟へのお参りの後、清水寺へ向かう。桜はまだだが、春の陽射しに誘われてやってきた観光客で沢山の人出だった。
京都の街が一望できる。でも、でも、あれ~、OLYMPUSのE-1は青空の出方がオリンパスブルーと呼ばれる独特の濃い青空だったのだが、E-410は設定を変えてもE-1とは色の出方が異なる。とても大人しいが少し悲しい。
少し設定を変えた。どちらかと言うとオーバー気味の露出も要因か? 今日は全てプログラムモードのカメラ任せ。でも、補正が簡単にできるカメラってやっぱり使いやすい。

お手水の水も緩み、すっかり春の準備をしている。ここでたまらず上着を脱いだ。暑い。
清水の舞台に入館料300円を払って入る。京都の街並を背景にポーズを取って一枚。そしてまた一枚だ。
舞台も沢山の人。
音羽の滝にも沢山の人が見える。そう言えばここは音羽山だ。
遠くに京都タワーが見える。清水の舞台から飛び降りるとは思い切った買い物をしたりする時に良く使われるが、私は何回飛び降りたろうとふと感慨にふける。
舞台から下に降りて音羽の滝へ。沢山の人が並んでいたのでそのまま山を降りて行く。
清水坂から三年坂、二年坂、そして丸山公園、八坂神社、四条河原町と言うルートで帰る事にした。帰りにどこかで昼食をとろうと思うがどこも混雑。食事は河原町あたりが妥当か。
生八橋に新種がある事を始めて知る。ニッキが好きなので八ツ橋は焼きも生も好きだが家内は苦手なので却下。甘い辛いの基準は同じなのでお互い困る事は無いのだが、食の好みが夫婦で合わない事も多い(私マヨネーズが全く駄目、家内大好きなど)。
湯豆腐屋が比較的空いていたので昼食にどうか申請。だが家で簡単に作れる物は却下との事。そう言えば一昨日の夕食、鍋の具材である豆腐はスーパー玉出で1丁28円だったとふと感慨にふける。偉大なりスーパー玉出。
清水坂から三年坂に入る角にある七味屋さん。創業350年の有名な老舗。ここの唐辛子は辛いのだが「香り」が良い。本当に良いのだから不思議。七味の香り?スーパーで売っているビン入りも作りたては良いのかも知れないが、手元に届く時には香が抜けているのだろう。
店番が誰もいないあられ屋。この硝子のケースが良いのだが、、お~い!
お彼岸だからと言う訳ではないが、お香の匂いに誘われてちょっと香道入門へ。千年前からある嗜み。伽羅は高価なのだが素晴らしい。沈香もいいし白檀も捨てがたい。暫し香りの散策。
三年坂の景観、この電線のありようは如何な物か。道幅から言って地下埋設はむつかしそうだし、下手に掘ると文化財保護法で先に進めないから手付かずなのかと想像する。
ねねの道から東山に沿って龍池山大雲院へ。その中にある山鉾の様な祗園閣。元々は昭和3年に建てられた個人の別荘との事。歴史的建造物とは何ら関係の無いコンクリート製の建物で周囲との違和感は、、微妙。個人的には好きではない。
さて、春の散歩も終盤。丸山公園に入るが桜はまだ。でも、あちこちで花見屋台が出来上り、この桜の古木が花に埋もれる日も間近。そう言えば茶色の葉を持つ山桜は何本か咲いていた。
八坂神社に入って少し驚いた。衆人環視の中で結婚式を挙げていらっしゃる。でも今日は仏滅。「神道だから関係ないのよ‥」と直ぐ後ろのおばさま達が囁きあっていた。そうなのか?
一般の通行を一旦止めて婚礼の行列は行く。外国の方が沢山いて賑やかに盛り上がっていた。『今は多様化しているのでこれが普通ではありません』と言って上げたかった。
祇園の喫茶・石。文字通り石屋さんのビルに入っているお店。懐かしい。今となってはレトロに近い内装で、40年代で時間が止まっている。学生時代、この喫茶には祇園祭の頃に何度か足を運んだ記憶がある。
昼食は河原町にある阪急百貨店ビル、7階にある『京都・俵ハンバーグ』で済ます。カロリー計算について、今日は既に1万5千歩以上歩いているので忘れる事にした。石の上で自分の好みに焼くのだが、柔らかくてジューシーで実に旨いハンバーグだった。今日はお参りを口実にしたきらいがあるが、休日らしい一日で満足。
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