12月8日の散歩の続き。本町から地下鉄で動物園前まで来て下車。住み慣れた地元だが、ジャンジャン町の変貌に驚く。串カツ屋で一般人、それも子供連れが並んで待っていた。暴動が頻繁に起こっていた時代を過ごした身には考えれない変貌だが、本質は何も変わっていない。他所の常識を振りかざしても通用しないからお気をつけて。
で、入場料500円を払って最初のご対面はワライカワセミ。最初は死ぬほど鳴かされたそうだが(テープ再生で鳴かせるらしい、酷い事をするもんだ)、今は見学者もいない。
アシカ・アザラシのプール。よくアジの切り身を一皿買ってやったものだが今日はお店が閉まっていた。店の都合だけでなく、動物達のための予定数量があるのだろう。なんか気持ちよさそう。
プールの周りはサギだらけ。餌のおこぼれを虎視眈々と狙っている。人との嫌な距離も極めて短く、このアオサギに到っては数mの距離に近づいても微動だにしなかった。
アフリカサバンナゾーンに入るが、カバはいなかった。象さんが水場でしきりに体を動かしている。しかし身近で見るとほんと大きいな。
象ダンスの披露。周りの子供達が歓声を上げる。
熊のゾーンで早速の白熊。この白熊は「ゴーゴ」と言って、蓬莱が昨年動物園に寄贈した白熊らしい。豚マンの看板は無かったか、551もやるじゃないか。
メガネグマでネコ目クマ科となっている。パンダが大熊猫と言う様にネコの親戚筋なのか?昔から犬の親戚と思っていたが。因みにこのクマは中国語で眼鏡熊猫となるのかな?
チンパンジーの宿舎にやってきた。通天閣が良く見えるし、まさに天王寺動物園と言う風景だ。
チンパンジーの大人はあまり可愛くないのでチータを載せる。一生懸命食べているのはサトウキビかな?
なるほど。これによると私の友人はいつも攻撃的な顔、に近いと言う事になる。私はいつも呼びかけ顔かい?
さて、見事な朱色のフラミンゴ。前にテレビで見たのだが、フラミンゴは生まれてくるのでは無く、フラミンゴに成るのだそうだ。強アルカリの湖で餌の海老か微小生物を食べてこの色になるらしい。
確かに生まれたては別のようだ。
さて、爬虫類の館に入る。コアラや夜行性動物の宿舎では写真撮影NGなのだが、爬虫類はOKの様だ。でも結構照明が明るいのでISOを上げてノーフラッシュで撮影。剥製といわれても判らない位動かない。
爬虫類館では定時毎に写真の様なミストが噴霧されて湿度を高く保っている。調子に乗って撮影していたらカメラが霧まみれになった。やばいやばい。
ゴジラの子供、イグアナです。これを見るたびにタモリのデビュー芸を思い出す。
ペンギンプールより。天王寺動物園でも旭山に倣ってか飼育係による動物の生態説明やちょっとした芸を披露していた。ペンギンの場合は芸と言うより集団歩行だった。
フウタ君は他所の動物園か? 人気のレッサーパンダ。前は熊のゾーンでマレー熊の隣にいたと思うが違ったかな。今はガラス張りの立派な専用宿舎。
シンリンオオカミ?の精悍な顔。シベリアンハスキーなどはこのオオカミからの交配種なのかな。脚の指の数を数えればオオカミと犬との違いが判るとの事だが、見てもわからなった。でも、すっごくカッコいい。
サバンナへやってきてキリンに出会う。この後にキリンアベック(夫婦?)に事件は起こった。
何の事は無い、衆人環視の中で交尾をしようとしてその度にメスに逃げられオスが非常に苛立っていたと言うだけの話。でも、立派な物を振りまし、子供にはちょっと早い18禁指定のシーンだった。アベックはお互い顔を見合わせて大笑いのシーン多数。身に覚えありか。
オスは怒って渋い顔。観客が多すぎたのかメスは嫌がっていたが、そりゃあんたの強引な態度とタイミングが悪いと同じオスとして言っておこう。
直ぐ横にはサバンナの王様、ライオン一家の登場。日本の寒さも大阪程度なら慣れたものだな。
まだ若いオスの様だ。痩せていて体も小さい気がするが、それでもタテガミは立派。怪傑ライオン丸を思いだす。
撮影位置を変えて先ほどのメス。やっぱりこんなのはペットにしちゃいけない。
先ほどの痩せたオス。良く見ると思った程は痩せていなかったが、それでも大人のライオンからすれば小さい方だろうな。
ネコ目のオリへ。写真はスナドリネコと言ってインドから東南アジア方面に生息しているらしい。ぱっと見は普通っぽいが、やっぱり顔が怖い。
猛禽のオリよりオジロワシの横顔。かっこいい。
これがなかなか厄介な生き物、大阪のおばちゃんの後姿。「引く」と言う行動様式はなく、常に自我のみ開放し続ける天衣無縫な生き物。出合ったら「負けるが勝ち」を心がけるといい事もある。
ホンとはこんなジャガーさん。因みに模様を良く見るとムンクの叫びやエイリアン見たいに見えるのは私だけ?
猛禽や猛獣の後でヤギの仲間を見るとほっとする。この眼がなんとも言えない。
一人旅も終わりに近づく。ラクダは食事中なのだが、熊手にかかれて気持ちよさそう。なるほど、コレくらいでなければ物の役には立たないか。

はみはみとお食事。ラクダも普通の葉っぱを食べるのね。砂漠の国の生き物と言えどそれは一緒か。
さて、そろそろ帰り支度と思って中央ゲート方面へ。ささやかながらツリーが飾ってあり、子供連れの家族で賑わう。その中で異質な方が画面左のベンチに?ゼロハリのアタッシュケースにカシミアのコート。何やらレポートにペンで書き込み。とても動物園関係者とは思えないいでたち。何を好んでこんな所で、それも屋外で仕事をしているのか不思議な光景であった。
象さんやライオンさん型の荷台のついた手押し車。乳母車と言っても良いのか?予約しておくと貸してもらえるらしい。台車でガラガラ、中央市場にいるみたいな賑やかな音は大阪人らしい発想だ。
売店のおばちゃん。屋根の枯葉は相当な物だが、毎日の掃除も大変そう。時に外で食べたきつねうどんは美味しかった。がんばってやおばちゃん。
さて、この後散歩は更に天王寺公園、慶沢園にまで足を伸ばす事になるが、更に長くなるので今日はコレ位に。
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