梅雨入り前の不安定な天候の中、またぞろお弁当を食べに長居植物園に行く。まずは花菖蒲なのだが、あんまり元気が無い。既に盛りは過ぎてしまったか?残念。
今日は写真撮影のご夫婦も良く見かけたが、何より写生の団体さん(シルバー組み)が多かった。だいたいポイントは決まっているのだが、写生の人には一声掛けてコミニュケーションを取ってからチャッチャと撮影する。そしてお礼は忘れずに。人として簡単な事なんだけどね。
まだ風は出ていないので比較的楽に撮影できる。風が出てくると花菖蒲の様な大きくてヒラヒラの花弁を持つ花は中々撮影できない。
ちょうど正午となったので怪しい天候も何のその、ビール片手にお弁当に舌鼓を打つ。やっぱり外で食べるお弁当は美味しい。
食後はアジサイ園にて撮影開始。先々週に来ているのだが、先週がちょうど見ごろだったかな?
ガクアジサイの群生。花も綺麗だが葉っぱの緑が瑞々しい。
少しフラッシュを焚いてみるが、ディフューザーを忘れたのでティッシュを使うがうまくいかないね。

紫陽花と一口に言っても色々な種類がある。個人的にはカメレオンと言う種類が綺麗だなと思ったが、今年は会えなかった。
確か江戸の隅田川とか何とか言う品種だったと思う。名前プレートを撮影し忘れた。
これは綺麗だった。「紅(くれない)」と言う種類。ユキノシタ科 アジサイ属とある。未だに科と属の分類が良く判らないが、ふと「ユキノシタ」と言う植物に思いを馳せてしまう。
中間色の空間に突然の原色。凄く目立つし綺麗だ。花弁(ガク?)は3枚だね。
これも少し変わったアジサイ。「カシワバアジサイ」だそう。これもユキノシタ科のアジサイ属。上の「紅」と同じ属性とは思えないが、、、
変わっていると言うのはその咲き方で、こんな風に咲いている。
先ほどのガクアジサイの群生とは別の固体群。
あ、花弁(ガク?)が2枚だ。良く見ると一つとして同じ形が無い。自然の造形は面白いな。
そろそろゴロゴロと雷鳴が響いてきた。折りたたみ傘を鞄から出して、直ぐにさせる様にズボンの尻ポケットに突っ込んでおく。
思わず理科の実験で使ったリトマス試験紙を思い出してしまった。「赤くなったのは酸性雨の影響ですか、紫陽花さん。。」
良く見たら、青ばっかり写していたので赤を探す。すると小川の向こう岸に咲いておりそちらに移動。
天気は時々雲が切れて青空がチラリと見えるのだが、相変わらず遠くでゴロゴロと雷鳴が響く。なんとも不安定な天候だ。
綺麗な盛りの赤紫陽花だ。色の濃い、薄いは何で決まるのだったかな?
それでもやっぱり降ってきた。カメラもレンズも防水じゃないし、今壊れても困るので片付ける。少し待機したが、雨は時折強く降ったり、風が巻いたりと撮影に不適だったので諦めて帰宅とする。なんだかんだで7,000歩程の散歩でもある。次は蓮が待っているな。
追加:
夜の7時過ぎにならないと六甲山へ夕日が沈まない。雲は多いものの雨が降って水蒸気が多いからか綺麗な夕焼けだった。
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