風の無い夜
今日は仕事で浜松へ出張。写真の駅舎は耐震補強工事とかで昨年からずっと工事が続いている。言われて随分経つのだが、東海沖地震への警戒は無くならない。
浜松は冬でも雪の降らない街。だけど風がとにかく強い。遠州からっかぜと言うそうだが、今年はそれもたいして吹かない。暖冬のせいかどうかは判らない。まあ、それはそれで過ごし易いんだが何か調子が狂うな。あの身を切るような風が無いとね、、、
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今日は仕事で浜松へ出張。写真の駅舎は耐震補強工事とかで昨年からずっと工事が続いている。言われて随分経つのだが、東海沖地震への警戒は無くならない。
浜松は冬でも雪の降らない街。だけど風がとにかく強い。遠州からっかぜと言うそうだが、今年はそれもたいして吹かない。暖冬のせいかどうかは判らない。まあ、それはそれで過ごし易いんだが何か調子が狂うな。あの身を切るような風が無いとね、、、
大阪国際女子マラソンが例年のごとく長居陸上競技場を中心に開催された。冬の風物詩になるのだが、昨年一度見ただけ。ご近所だとかえって見ないのか。写真は競技会もとっくに過ぎた夕刻、集められた旗が寂しそう。
会場で使われたと思われるコーンが務めを果たしてご休息。次はいったいどこへ行くのだろうね。
競技場付近も撤収作業で大忙し。始めるのも大変だけど終わるのも大変だ。
何かと話題の関テレさんがキーステーションの様だが、毎年そうだったのか記憶にない。大きな大会なので数社持ち回りか?
殆どが外部のアルバイトだろうけどこの業界に入りたい人は皆、こんな所がスタートラインになるんでしょうね。
競技場の関係者専用出口付近。それらしき人達がお目当ての選手が出てくるのを待っていた。皆で記念写真を撮っている人もいたので友人、知人、会社関係者もいるのだろうな。
えー、私も詳しくは無いのですがこの方の頭に注目。風呂上りの様でタオルを巻いていますね。この後に協会が用意したであろうバスに乗られるのですが、会場の中に入って待機している秘密のもありました。
本日は久しぶりにE-1とSIGMAの150mmF2.8の組み合わせ。35mm換算で言えばサンニッパなのだが、300mmの望遠だけと言うのは被写体が限られる。でも、やっぱり色が綺麗に出てくれる。E-1後継機が出ても、質感が堕ちるようなら様子見だな。
戦い済んで日が暮れて、、、今日の大阪は綺麗な夕焼けで、力を出し切れなかった女性達を慰めているようだった。
昨年10月末に撮影したフィルムをやっと現像に出したら、こんなのを写していた。怒り心頭に発する様です。これはJR杉本駅付近の廃線踏み切りにて昨年XA2で撮影。確か、放送禁止用語満載の手書き高札もあったと思います。
うーん、一瞬新しいEシステム一眼カメラと思ってしまった。E-400に何となく似ているし、やっぱりグリップがでかくなった!と思ったらレンズ一体型だった。
でも仕様を見ると結構おごっているぞ。 SP-550 UltraZoom 35mm判換算28-504mmもあってF2.8-4.5と最ズームでもF4.5だ。光学18倍は結構すごい。ひずみも凄そうだが、使える事は評価できる。最短撮影距離もスーパーマクロモードで1cmで、なおかつマニュアルフォーカスもOKなのがポイント高い。
また、松下と組んだ成果か、CCDシフト補正とISO5000なのだから手ブレ、被写体ブレの起こりやすい室内撮影では威力を発揮しそう。丁度部下が子供のお遊戯会を撮りたいと言っていたが、デジ一よりパフォーマンスが高いからお勧めかもしれない。
でも、これも欧州で発表だから国内ではどうなのかな?少し時間差があっても出すとそこそこは売れるかもしれない。
そろそろ一眼の新シリーズも勿体ぶらずに出してよ、オリンパスさん。
年末にWOWOWに加入した。行き付けのレンタルビデオ屋の閉店で映画に飢えていたのと、丁度キャンペーンで入会金500円だったし、2ヶ月は無料で3ヶ月後に解約してもペナルティなしと言う破格の待遇が後押し。正月時だったので映画を目一杯撮り貯めたが、流石に20本以上となると全部見るのに大変だった。
その中でも年末の風物詩、映画、大脱走がやっぱりやっていた。見たのは昨夜だったが、中に偽造屋のコリンが調達屋ヘンドリーの巧みな罠にはまった気の毒なドイツ兵にカメラをおねだりするシーンがある。以前は聞き流していた所だったが、今きくと結構えげつない要求だ。35mmフォーカルプレーンシャッターだのと言う要求で、「それってライカやないか~」と一人突っ込んでいた。
最近は紅白の裏番組で流さなくなったが、ロッキー1と大脱走は年末には欠かせない映画。録画は録画として、また風物詩として本放送で流さないかな。
帰り道にいつものカメラ屋さんに立ち寄る。散歩代りの定期巡回だが、先日購入したズミクロン50/2に付けるフィルターを探していた。300円で買った、効果はもはや無いであろう中古のUVフィルターを着けていたが、ちょっと張り込んでシュナイダーのデッドストック品を見つけて購入。中古屋さんの定期巡回はやっぱり楽しい。
光学製品でMADE IN GERMANY と言う文字を見ると、「ああ、きっと上等なんだ、、」と無分別に思ってしまう所が悲しい。でも、枠の金属仕上げは素晴らしいです。
今日は小市民的に幸せ。
写真はかなり前の長居公園にて撮影。その後、この場所が不法占拠されてしまったのだが、本日長居公園をウォーキング兼撮影で歩いていると、どこからか唄が流れてくる。そうか、長居公園不法占拠を支援?している人=ボランティア達のイベントか?
私のボランティア感は、仕事も家庭も「責任のあるステージ」を全うし、後は死ぬまでの自由時間を豊富な経験を生かして社会に貢献すると言う成熟した社会、人が行う物と思っていた。若い人が行う場合、多くは「宗教的な理由の善行」行為、稀に「軽犯罪・愚行に対する処罰」などと。いっそ「情けは人の為ならず」と言い切れるなら、それはそれで理解できるのだが、本来は自立を促し、納税できる仕事の世話をするとかが本当の支援なんだろうと思う。
でも、この人達は何か違う。見ていて、ある種の新興宗教にはまる若者と行動が一緒に見えてならない。自分にとって居心地の良い、勝手な繋がりが欲しいのだろうが、その小利口な頭とエネルギーを、もっと生産的な事に使って欲しいな。
月光復活と言っても、往年の忍者部隊「月光」のリメークでは無い(リアルタイムで知る人は少ないか、、)。印画紙で有名だった月光シリーズが製造中止されたのは、モノクロプリントをたしなむ人には記憶に新しい事だが、それが同じネーミングで復活するとの事。
三菱製紙さんはインクジェット用紙として月光シリーズをリリースするようだ。発売は3月後半との事で、シリーズは全部で4種計画しており、最初に写真の微粒面光沢・印画紙タイプのGEKKOブルー・ラベルと、光沢・画材用紙タイプのGEKKOレッド・ラベル。第2弾として、バライタ調紙・滑面光沢のGEKKOグリーン・ラベルと、印画紙・滑面無光沢のGEKKOブラック・ラベルを予定していると以下のNET情報にあった。
月光復活の記事
グレーインクを使用しているプリンタが対象になるが、好みではブラック・ラベルかな。
追記:NHKの大河、風林火山を見ていて思いだした。ラベルの赤、青、緑、黒色って武田の軍の色分けですね。中々面白いと感心。
暖冬とは言えど、朝夕の寒さに痛さが少し感じられる。まあ、大阪の寒さを「痛さ」と言ちゃあ「ボンボンの苦労話」みたいなもんかな?
写真は少し前の夕暮れ散歩の時にG7で撮った物。冬の空は綺麗だ。どの季節より青に深さがある。でも、その色が上手く出てくれないんだな~。
昨日の事だが神戸は元町へ仕事で行ってきた。午前中の仕事を終えて、昼ごはんを食べる場所を探す。写真は元町商店街。
つい、カメラ屋を覗いてしまう。写真はミモザカメラさん。お腹も減っているのに困った習性だ。
更にカツミ堂も覗くが、外国からのお客様で一杯。外から少し眺めるだけ。さて、ここまできたらやっぱり南京町だろう。
あれからひとまわり。もう12年になる。関西の人間なら、誰にでも「1月17日」があると思う。その時、何をしていたか‥をひとしき思い出す。
でも、ここまで復興したんだな。
そんな事を考えながら昼の食事処を探す。
安いなー、何でも300円か。。でもラーメンはどこでも食えるな。。パス
お、人気の神戸コロッケに大勢の人が並んでいる。でも、ここよりウチの近所のコロッケの方が口に合う。並んで買う、食べると普通に食べるよりとんでもなく旨く無いと許されない。普通に買って「あれ、旨い!」と言う感激が一番贅沢だ。
結局、時間もなくなったので入り口にあるコウランさんで適当に食べてお仕舞。並ぶのに苦痛を感じると駄目だね。
来月の18日から春節祭を行うらしい。休みを貰って写真を撮りに来たいな。
当方のテレビはハイビジョン対応ではあるが、地デジチューナーは無く2011年には買い換えるか、チューナーを買うかと言う選択を余儀なくされていた。それで思い切って一番安い地デジ対応DVDレコーダーを購入。
PSXを下取りに同じGUIを持つスゴ録にしたが、ハイビジョンで記録できる上、驚く様な値段になっている。技術の進歩より、値段の下落が凄い。ちょっと前ならHD代金のみの製品価格だ。消費者としては嬉しいのだが、一方で電子部品を生業にする当方としては、ここまで安くていいのか?と言う複雑な心境になる。
今日は会議があり、本社へ出張のはずだったが10何年ぶりかで出張取り止めをした。と言うのも恥ずかしい話が神経痛がここ数日酷く、昨日の夜から息をするのも辛い位だった。
実はこれ、帯状疱疹後神経痛。子供の頃にかかった水疱瘡ウィルスが神経の中に隠れて残っていたのが40年近く経って発症し、神経を傷つけた事による後遺症なのだ。最初の発症の時に発疹が殆どできずに医者に見落とされていて1ヶ月近く苦しんだ。それで医者を変えて判った物。既に相当神経が傷ついた後。脳には既に痛みが記録されてしまった。
誰でも体に残っているウィルスだし、痛いだけ(相当だが、、)で死ぬ事は無いが、体力が落ちたと思った瞬間にやっぱり痛みが出だした。痛み止めを飲んだりしても、体力・免疫力回復がやっぱり一番必要だ。一日家でおとなしく風呂にゆっくり入って寝て過ごすが、くしゃみや咳が出ると大の男が泣きたくなる位痛い、、、。とても悲しい一日だ。
今日は午前中に寝屋川、午後は森之宮となっていた。京橋で京阪からJRに乗り換えるのだが、昼食を立ち食い蕎麦で時間短縮して歩いて森之宮へ向かう。写真は大阪城公園駅付近。さて、梅林にでも寄ってみようか?
大阪城が見えてきた。お昼休み時なので何組もウォーキングをするサラリーマンとすれ違う。
風も無く穏やかな快晴。絶好のウォーキング日和だ。
さて、梅林に到着。やっぱり幾らなんでも早すぎるよね、、でも様子を見てみよう。
それでも気の早いやつはほころび始めているぞ。
蝋梅があたり一面に芳しい香りをまきながら咲いている。蝋梅とは言いえて妙。花びらが薄く透き通り、艶のある表面はさながらロウ細工の様だ。
殆どが固いつぼみだったが、確実に春は近づいている。これから大阪で一番寒い時期になるのだが、小さな命は今年も確実に動き出した。
*因みに上記の写真は携帯おまけカメラで撮影しました。確か100万画素?
私の会社は今日が仕事初め。1月5日を休みにし、祝日の今日を出勤に入れ替え。メーカーなので、年間の休みは工場の都合で先に決まってしまう。で、ゆるーく動き出した。
因みに画像と本文は何ら関係がない。写真は昨日の夕方、散歩に出た際に撮影したご近所風景。野良猫大将はご愛嬌、点灯したての未完成な水銀灯、この点灯直後の緑色が紫の空に映えて綺麗だった。水銀灯もどんどん消えて無くなって行くんだな。
この年末年始は本当に写真、それも家内を巻き込んでのモノクロ三昧で楽しかった。それでブログは皆勤賞だったが、仕事が本格的に始まればまたぞろ歯抜けになりそうだ。
それと、最近ビュワーにgoogleのPicasa2と言う無償ソフトを使っている。既に数ヶ月が過ぎたが、使い勝手と言い、色の出方といい非常に好みに合う事が判った。有名なのでご存知の方も多数いると思うがちょっとだけ紹介。
ついでに久しぶりの月撮影。ついこの前満月と思ったら、もう3/4が経過している。
更に風物図鑑をゆるーく更新。
1月4日、大和路でのモノクロ写真集を公開させて頂きます。撮影は全てLEICA M6とKONICAのHEXANON 28mmです。トリミングや画像の調整は各々行っています。
新春の大和路へ モノクロ紀行を公開しました。
モノクロ現像って手間はそれなりに掛かりますが、時間があれば楽しい作業です。
いやー、年末にSUMMICRONの50mmF2か35mmF2が欲しいと言っていた矢先なのですが、いつものトキワさんに立ち寄るとSUMMICRONの50/2があるじゃないですか、、、
本当は固定鏡胴のタイプが欲しかったのですが、税込み39,800円と言うお値段に誘われてつい初道楽してしまいました。このレンズは良い状態のブツが少なくなっているのですが、拭き傷が少しあるだけで他に何ら問題ありません。傍らには曇りが少々目立つLマウントのSUMMARITの50/1.5が29,800円で売っていたので心穏やかではありませんでしたが、やはりMマウントのSUMMICRONにしてしまいました。これが今のトコ精一杯。
因みに中古レンズを買う時は必ず青LEDのミニランプを持っていきます。これでレンズを照らすとレンズにある傷や曇りがかなりはっきり判ります。蛍光灯や電球を見るより確かですからお勧めの方法です。さて、明日はこのレンズの代替として何を売りに行こうかな?
大和は国のまほろば、、、新年早々、大ぶっつぁんに会いに奈良へ行ってきました。
因みに今回の記事は一気に行っています。長文にご注意を。
JR奈良駅
駅の改装工事中か、取り壊しか旧駅舎は使われず閉鎖中。相当大がかりな工事が進行しているようだ。
三条通り
JR奈良駅から猿沢の池を目指して東に向かう。三条通りの人出はそれ程では無く、普段の方が混んでいる位。
ぜいたく豆
どんな贅を尽くした豆かと思ったらソラマメだった。他には豆菓子やおおよそ意味不明なお菓子、駄菓子が多数。私は大豆の煎ったのが好きである(節分の豆ね)。
奈良漬
奈良と言えばやっぱり奈良漬。母親の好物であったが、父親も兄も私もあまり得意で無い。家では母親一人でポリポリ食べていた。
猿沢の池
興福寺の放生池として猿沢の池があると聞いているが、増えず・減らず・濁らずの3不思議とか。高校生の時は良く大阪からサイクリングで来ていが、いったい何年ぶりか?
・猿沢の池から興福寺五重塔を望む
池のほとりをグルッと回ると不思議な物を発見。
率川(いさがわ)の石仏
猿沢の池の南側に側溝の様な川があり、その上にかかる橋の下に船の形をした碑がある。小さな石仏が一杯船に乗っており、増水したらさぞや大変だろうと思ったが、この川には出入り口が無い。暗渠になっているのだろうか? 因みに右にちらりと見える白い箱が賽銭箱。
餌さくれ、、
猿沢の池から階段を昇って東福寺へ入るが、早速のお出迎え。つぶらな瞳でジッと見つめられるとつい鹿せんべいを買ってやりたくなるが、きりがないので今回はなし。モデル料も無しですまん!
五重の塔
地震のこれだけ多い国でも残る物は残る。先日、京都の東福寺でも立派な五重の塔を見たが、日本の木造建築技術は本当に世界一だったんだな。見上げればカンドー。
南円堂から猿沢の池を望む
五重の塔から西側に南円堂と言う八角のお堂があり、そこからの眺めが良い。
ベタな観光案内
整備工事をしている最中で、フェンスがもろに入ってしまいアングルに苦労。実にベタな絵だが、奈良を説明するのに簡単。
今来た道を少し戻り、春日大社の表参道へ向かう。半袖Tシャツ一枚と言う外人さんがいたが、シベリアあたりからの観光客か? 見ているだけでこっちが寒いぞ!
お茶屋
参道の途中で見かけた御茶屋。甘酒でもと思ったが、うちの家内は日本酒が好きなのに甘酒が大の苦手。生姜味が苦手なんだそう。美味しいのに。。。残念。
案内板
案内板で現在位置を確認する。この後は春日大社表参道を通り、途中から南大門を通って大仏殿へ。その後は正倉院へ周る予定。
大鳥居
春日大社の表参道にある大鳥居。朱色がかなり剥げてきて、うら寂しい雰囲気になっている。
表参道を行く。三が日を過ぎたせいか人通りは少ない。そういえば官庁の御用始は今日からだ。
これまた途中で見かけた奈良産業展示会館。趣があっていい。手前はしだれ桜か?春には見事な風景になるだろう。
表参道を外れて南大門方面へ。山焼き前の若草山が見える。例年、成人の日の前日に行われるので、今年は1月7日の日曜日が山焼きだ。冬の寒さはこれからが本番だが、春の行事が一つずつ行われていく。
鹿の団体さんが日向ぼっこ。期待と面倒くささが入り混じった瞳でアイコンタクトしてくる。
チャンスを眺める
一頭が果敢にチャレンジしているのをずっと遠巻きで見ているその他大勢の鹿。
果報は寝て待て
こいつらが一番賢い。せんべい売り場の直ぐ横で待機している。そういえば以前来た時もそうだったか?
奈良県新公会堂?
避けて歩く訳にはいかないのだが、今日はいったい幾つの鹿の糞を踏んでいるのだろうか?黒豆とは良く言った物だ。
新春の穏やかな日差しを受けて、のんびりあちこち撮影して周る。紹介が遅れたが、今日は私がLEICA M6 TTLにモノクロ、そして何時ものSONY U-50。対して家内がPanasonicのFZ30と言う組み合わせ。今までの写真も双方のが入り混じっている。
南大門
さて、次の目的地である南大門から大仏殿へ到着。ここから一気に人出が増える。正月三が日はもっと凄かったろうな。
遠慮がちにガンを飛ばす
ガンを飛ばしつつ隙を狙うオス鹿。さっき興福寺で後ろから尻を突かれたから気を付ける。カメラなど、手に何かを持っていると気になるようだ。
あ
ご存知、南大門に向かって左側。阿形像は運慶作とされていたが、その後師弟合作が本命に。また、HNKスペシャルでやっていたが、乳首の位置が若干外に振り、胸元のたくましさを強調しているのだそうだ。芸術品としての他にも木に対する日本人の知恵と工夫は本当に凄いものがある。
ん!
対して右側には吽形像。これは快慶の作とされていたが、後には10数名の弟子の手によるものだそう。運慶は現場総監督と言う立場で両方に関わったが今は本命。
南大門から大仏殿へ向かう途中、東大寺勧学院の土塀。最近落書きが少ない、結構な事だ。
大仏殿
大仏殿は2度に渡り焼失し、各々再建されたそうだが、今から1200年以上昔の天平時代によくもまあ、この日本最大、世界でも類を見ない木造建築物を作ったものだ。
大仏殿から南大門
大仏殿から南大門を見ると若い人も多いが、外国からの人も沢山。京都、奈良はやっぱり永遠の観光スポットだ。
大仏殿外観
入館料500円を払って大仏殿に入る。
回廊を通り、いよいよ大仏殿へ。ここへ入るのは高校生の時依頼。実に30年以上の時が経つ。
大仏さんが半眼でお出迎え。間近で見るとその大きさに圧倒される。
大仏殿の中は暗くてうまく写せないが、それよりその大きさに圧倒された。こう言う時は素直に感動に従い、そちらの方を大切にする。
と言いながらもそこはツボだけは押さえておく。写真はSONYのU-50で。今時の携帯おまけにも負けるスペックだが、銀塩カメラと組み合わせる時には最高の友となる。
因みに大仏建立に際しては様々な文献や報道があり、先人の知恵に関心を持つ方は少なくはないだろう。以下には大仏の表面を覆った金メッキ(金箔では無く鍍金)について書かれているので参考まで。でも、この処理には金-水銀の合金であるアマルガムが多量に使われており、当時の都で流行した疫病が水銀中毒症状に似ていると言う説もある。
裏に回ると大仏さんの左右に四天王が一人、広目天がにらみを効かせていた。私のコウモク写真の由来、千里眼の持ち主だ。手元を見ると、武器で無く筆と巻物を持ち、全ての事象を見届け、書き留めるのだそうだ(と書いてあった)。因みに足元を見ると邪鬼が踏みつけられている。高校の時の美術の教科書通り。
方や向かって右には長槍を持つ多聞天。因みに四天王の一人として呼ぶ時は多聞天だが、独尊で言う場合は七福神の一人、毘沙門天となる。持国天と、増長天は本体は無く、首だけだった。
さて、大仏殿を後にして最終目的地の正倉院に行ったのだが、、年末年始のお休みは28日~1月4日までとなっていた。おい、おい、宮内庁管轄だから御用始は4日じゃないのか? 普段の土日はお休みだから楽しみにしていたのだが、がっかりである。
と思ったらやぐらを組んで上から遺跡の撮影をしていた。やっぱり仕事はしているのだが、なんで開けてくれないのかますます残念。
帰りは一般道を含めて奈良の路地裏をうろうろ通る。何か怪しい骨董品屋を発見。営業中とあるが、、、何を営業しているのか実に怪しい?
さても奈良県庁に到着。ここでトイレを借りる。既に駐車場は満杯で午後から大勢の人出があったのだろう。
御用始らしく、偉いさんとお見受けする方々が民間の人と名刺交換多数。それにしても立派な県庁だな。
で、遅い昼食をとる。奈良まで来て何でお好み焼きかは意味不明だが、おせちに飽きて粉物とビールが欲しかった。モダン焼きなのだが、薄く延ばしてあり面食らった。でもパリパリした食感に好感が持て、味も結構いける。今度、自宅でする時は早速チャレンジしてみよう。
帰りのJR奈良駅。うす曇の中、日は傾き始めて帰るには丁度良い時間となった。多くは無いが見るものは見て(正倉院は残念)、撮る物は撮った。新春の奈良は楽しめたと思う。後は本日撮影したモノクロ2本の現像が待っている。
暇に任せて写真の整理をしていると、丁度1年前の1月9日成人の日にすみよっさんで撮影したポジが未整理で出てきた。スリーブを自分でマウントしていたのだが、スキャナーがあるのでこれも整理。
1年前の情景が目に浮かぶ。写真はすべてLEICA M6TTL & Rollei 40mm HFTだったと記憶する。フィムルはベルビア100で、幻灯機で写すには丁度良かった。
*風物図鑑 をちょっと更新
日付が2日に変わって今年の初タンク。今回は昨年のクリスマスイブに家内がEOS7で写した東福寺や伏見稲荷での写真です。で、家内が現像に初チャレンジ。リールへのフィルム巻き取りの練習からはじめ、液の注入や攪拌など傍に付いて口は出しましたが、手は全て家内によるもの。ほぼノータッチ。
「写っていれば儲けモンだよ」とは言いましたが、巻き取りのミスが無い事に驚きました。ヤバイ!初めてだろう、あんた。
まさか去年の今頃、1年後に家内と台所でモノクロフィルムの現像をしているとは、お釈迦様でも気づかない出来事です。かくしてEOS7は完全に家内の物になるのでした。
追記:私の持っているステンレスの両溝タイプでは使い難いだろうと言うのでヨドバシでキングパターソンタイプのタンクを新規購入(\3,710)しました。この型は使った事が無かったのですが、いきなり嫁がミスせず使えた事も含めて優れ物です。特にこのリールは秀逸ですね。
*アルバム「師走の京都へ」を更新しました。あるものをひたすら撮ったと言う感じです。
新年あけましておめでとうございます
このブログも2回目の正月を迎え、今年は何をするか思案しております。
今年一年、また道楽三昧をよろしくお願いいたします。
と言う事で早速、二年参りに行って参りました。家の近くにある吾彦観音さんにここ18年ほどお参りしています。丁度、NHKの紅白が終わった頃で人がぞくぞくと集まります。
1年間、我が家を守ってくれたお守りを返し、時の来るのを待ちます。
2007年1月1日の0時きっかりにほら貝が響き渡り、年が明けたことを告げます。一緒にいる家内とお互い新年の挨拶をし、既に沢山並んだ列についてお参りをします。
風も無く、穏やかに新年を迎える事ができました。線香の煙がもうもうとたちこめますが、それも風物詩です。
私はOM-2Nにモノクロフィルムを詰めて、時折写真を撮っています。上の写真も家内のデジカメ画像を借りましたが、なかなか怪しいおっさん風ですね。
でも正月早々、夫婦で何をやっている事やら。。
露天の明かりが新年の華やかさを演出します。さて、お参りも済んでこの一年が良い年である事を願いながら帰路につきます。
空を見れば月が煌々と輝き、半分の明かりでも家路を照らしてくれるのでした。さあ、今年も両手伸ばして精一杯、仕事に家庭に趣味に力を注ぎたいと思います。
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