それでも無駄使いかな?
Nikon F3 1980-2000
今年に入っての初道楽。コニミノさんの事業撤退や、ニコンさんの銀塩殆ど撤退などを聞いて、1桁機を生涯一度は使って見ようかと言う悪い虫が起こった。MFは中古しか売ってないのでメーカー派閥は無くなった。今、そこにある物で楽しむ。
何度かの下見の後に、OM-2 S/PとNewFM2を下取りに出し、散髪代位の追金で少しくたびれた機体を手に入れた。ところが、最初に手に入れた機体はミラーアップの調子が悪くて次の日交換。交換して貰った機体も、その夜にメインスイッチがポロリと壊れて落ちた。2台でまだ、一枚も写真を撮っていない。
買った所に泣きついて、無償修理して貰えたが、何と返って来たら修理以上にすっかりオーバーホールされ、見違えるばかり。とても買った値段の機体ではなかった。先方も2度も不都合があったので、破格の待遇でしてくれた様だ。俄然愛着が湧く。
いつぞやのブログにF3よりNewFM2が良いと書いたが、それは小型軽量が好みと言う事であった。実際20年間継続生産された、ギネス級のF3は使って見てやはり迫力があると感じる。ミラーアップからシャッターから、確かに電子化されているが、機体の中で蠢くメカの気配がニコマートとは比べ物にならない程エネルギッシュだ。
ニコンの一桁機。まだ、オーバーホールで蘇るのだから、手頃な価格のフィルム消滅迄はお付き合い頂けそうだ。
それと私信。S本君、これは暫く手放さないが、その時が来たらF-1で悪い事をしたので君に一番に声をかけるね。
「写真、カメラ」カテゴリの記事
- ちょっと待て、物欲は急には止まらない(2024.09.27)
- ぶれない志は大切だ!(2024.03.12)
- 詰みの基本は頭金 Canonの金将登場!(2021.04.17)
- 幸せの青い鞄(2015.11.30)
- 写真展の案内(2015.11.03)
コメント