掃除の日
D3のジャンク、メーターは動かずシャッターは時々切れる。巻きは時々巻ける、ファインダーはめがねをかけて風呂に入った感じ。さて、初めてPEN分解にチャレンジ。
まずはカニ目を外すためにラジオペンチを加工してみた。結果はばっちり。ステンレス製のピンセットを加工してもいいかもしれない。
直ぐに外れた。多分高さ調整用と思うが真ちゅう製のシムが2枚入っていた。道具が無いとどうにもならず今までのびのびになっていたのだ。
メーターは残念ながら死んでいた。電池室からメーターまでは電流が流れていた。しかし、色々テスターを当ててみたがメーターが振らない。CdSはCanPKG品のようだ。多分モリリカ製と思われる。適当なのでよければ処分に困るほどCdSは持っているがガンマ特性が判らないと話にならない。
で、メーター復活はとりあえず諦めた。シャッターは少し清掃してオイルを爪楊枝の先にちょこっとつけてシガシガ動かしたら復活。絞りの戻りが少々怪しいが写ればよいだろうからこれで我慢。
後はファインダー裏についている銅製の遮光版を外して中を掃除。見違えるほどファインダーがクリアーになった。とりあえず、今日のところはこれで終了。元に戻して試写でもしてみよう。
お金が掛かったつくりになっていたと思うが、60年後半なら大卒初任給は2~3万円程度だからその大半に相当するカメラだ。何とか直ったし男っぽい造りにちょっと惚れた。
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