なんとも悲惨な事故が起こった。伊丹方面に仕事で行く時は良く利用する路線だった。飛行機事故に匹敵するような大勢の犠牲者が出た事に驚きを感じる。亡くなられた方のご冥福をお祈りする。また、大きな怪我をされた方の一日も早い心と体の回復を祈る。
でも、気になるのは今このときに事故の原因究明を声高に言うJR責任者や政府の官僚、マスコミ達。
違うだろ。
事故の原因はこれからじっくり調査されるが、まず今日大切なのは、我々国民が知りたいのはけが人の搬送が適切にできたか?身元の確認が迅速にできたか?連絡網が迅速にでき、情報の収集と整理が手順にのっとりできたか、危機管理状況報告だろう。
今日その責任所在を問うのは、悲惨な出来事を前に、事前に決めたとおりに対処できたかどうかだろうと私は思う。これは憶測じゃない、普段何を考え実施してきたかの成果だ。
とにかく、事故は不幸な出来事だが、その後の対処について成果や不足があれば、それを今日この場で報告してくれないと、以後安心してJRに乗れないじゃないか。
繰り返すが、天災・人災事故の発生はそう言いたくないが、完全には防げないと思う。それなら、対処が迅速なら助かる命が増え、被害が最小に防げる。その議論がなぜできないのかな?
尼崎市は阪神大震災を契機に大量事故や災害発生時には、重傷者用、軽症者用と搬送する病院を分けて搬送、受け入れする危機管理体制になっているそう。重傷者用の病院は、震災の修羅場をくぐり抜けた医師と看護士がいて、今日も非常に卓越した対応をしたそうな。また、周辺住民の協力も並大抵のものではなかったもよう。
次は尼崎市に住みたいと思うぞ‥。
最近のコメント