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夏の昼下がり

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京都に行っていた。子供の頃にお世話になった叔父が入院しており、そのお見舞いだった。写真は病院からの帰り道で。七条を歩いていると不意に子供の頃の夏休みを思い出した。

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京都の夏の昼下がりはとても静かだった。燦々と照りつける太陽の下で散々遊び、お腹が空いたから町屋の細長い走り(はしり)に駆け込むと暗くて何も見えなくなり、頬にヒンヤリした空気が触れて何処かの洞窟に入り込んだ様な気になった。

そう、子供の頃の京都の夏、昼下がりは何時も眩しく、そして静かだった。

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夏休み中はずっと母の実家であった京都の家で叔父にお世話になった。ニューギニアで飢えと病に闘い、逃げ延びてきた叔父も年齢には勝てないものか。何とかもう一度元気になってもらいたいと願わずにはいられない。

梅雨もあけそうな天気。心の中も晴れて欲しい。

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コメント

あのロイヤルホテルで家具を壊したときの
おじさんですか?

おはよう、
東京の叔父さんは一昨年亡くなった。

京都の叔父さんは母親の兄で今年85歳だったと思う。
それにしてもあの家具屋のバイト、良く覚えていたな。今また思い出したわ、

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