旅は道連れ九州行脚 ~その1~
5月1日~6日で九州に帰省を兼ね、家内とニケツの旅にでる。高速道路に縁の無い125ccのスクーターなので、フェリーで南港~別府往復だ。
二輪は先に乗り込み最後に降りる。ロープでしっかり固定されるので今までトラブルは無い。オーバー1000のバイクとハーレーが多い。一方でアベックは勿論、女性のソロライダーもチラホラ見える。
午後6時50分に大阪南港から出航。動く前に空いてる風呂に入るのは常識。後は乗船前に買い込んだ弁当とおつまみでプチ宴会。消灯が午後10時頃だったので早めに切り上げて二等船室で雑魚寝。最近は場所も指定されており、早いもの勝ちではなかった。
20年前に九州へバイクで行った時と一番の違いはこれ。地図の書き込みが見えない!老眼になっていたのでルーペを首からぶら下げてこれから走ることとなる。とホホ。。。
混雑した二等船室は予想通りで熟睡は難しいが、結構色々な客層が居て楽しい。因みに午前5時を過ぎるともう日の出。フェリーは穏やかな別府湾へ入っていく。とても綺麗だ。
朝の6時30分頃、別府観光港はもう直ぐ目の前。今日は良い天候に恵まれ、幸先の良いスタートを切れそうだ。目的地はまず湯布院から一般国道になったやまなみハイウェー。おかげで125ccのニケツで走行ができる。後は阿蘇の大観峰。
さて、いよいよ20年ぶりのバイクによる九州上陸。今回も幻のコーナリングに開眼できるか楽しみである。
朝食を取りに別府駅方面に向かう。うどんかそばが食べたかったのだが、今まで出張でも良く利用していたうどん屋が早朝営業を止めて開店が10時から。ガ~ン!こんな所にも不況の影が、、、、。 気を取り直して湯布院方面へ向かい、途中のファミレスにでも入る事とする。写真は別府駅前の共同浴場、高等温泉。管理が県から民間委託になると聞いていたが、ちゃんと手入れはされているようだ。
今回の秘密兵器。家内にお願いしてパーソナルナビを購入させてもらった。海外製で抜群の感度。バイクへの取り付けは出発前の1時間で自作したマウントで仮止め。今回は旅行中も素晴らしい活躍をしてくれた。僅か3mの精度までこのサイズで達成できる。日本家屋だと室内でも感度があり、隣の部屋へ移動しても、場合により感知できる。軍事衛星の意図目的を考えると恐ろしくもある。
途中はノンストップ、連休中なのに意外に空いており写真を撮るのも忘れて快調に飛ばす。流石に2時間連続は後ろがしんどいので休憩に立ち寄った展望台。由布岳が綺麗に見える。
先ほどの写真からは2時間近く殆どノンストップでやなまみハイウェーを駆け抜け、その雄大な景観に圧倒されつつ自然を満喫する。そして休憩を兼ねて大観峰へ。
それにしてもバイクはオーバー1000が多い。右も左も1000cc以上の排気量だ。因みに我々はその1/10の排気量である。う~ん、自慢にもならないか。
道中、まばらだった車やバイクはここに上るとこんなにいたのかと思うほどに一杯。特にハーレーの騒音が凄い。Vツインのリズムは嫌いでは無いが、あの爆音は好きになれないな。
ここで海抜は900m位はあるそうだが、本当の頂上は駐車場から更に徒歩で200m程歩いて上る。そこからは阿蘇の内輪含め一望できる。本当に見事な景色で、家内もこの風景には大満足であった。
さて、後は家内の姉夫婦の元を目指して大分市内に向かう。これまたナビが大活躍で、離合も難しい細い山道を案内してくれる。バイク用のルート検索なので車は絶対無理な道ばかりで渋滞に出会うことなく信号にも泊まらずひたすらノンストップで走行。。
ノンストップ過ぎて流石に後ろが疲れてきたし、私も体が冷えてきたので途中の道の駅により温泉に入る。長湯温泉。名前の通り、ここで500円の入湯料を払ってゆっくり昼寝もしておいた。
風呂の後はビールでも、、だがそれはできず。阿蘇で育った濃厚なジャージー牛乳を腰に手を当て一気飲み。極楽気分。
後はナビ頼みで移動。その夜はお姉さん宅にて鳥天などをご馳走になり直ぐに酩酊。バタンキューとなった次第。
→ その2へ続く
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