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伝承されない暗黙知

OM100_F21 OM 100mm F2.0

昨年の2月に念願のZUIKO 100mmF2.0を新品で購入した。残っていた最後の一つを悩んで買った。普段、ポートレートはあまり撮らないが、レンズに撮らされていると言うか、評判通りの描写で満足だった。(ここからは長文なので、まあ、ぼやきと思って読み飛ばしてください。とってもしつこく書いていますので。。。。)

ところが、F11位まで絞っているのになぜか背景がぼける。はて?と考えてよく動きを見ていると、絞り連動バネのテンションが強いのか、カメラ側が弱いのか絞りきれていない事を最近発見。調べるとF8付近から先は絞れていないようだ。
まずはカメラの調整を行った。少しましになった様だが、それでも100%じゃなかったので、やりたくなかったが、ほぼ新品のレンズをオリンパスに調整に出した。

2週間程のちに返ってきた。確かにF8以上ちゃんと絞れるようになり、満足したはずだったが、撮影を終えて軽く掃除をしてレンズを覗くと絶句!

レンズの前玉の裏表、2枚目にも何箇所もすり傷や拭き傷が入っている。最初は前玉表面に自分が付けたのかと思ったが、買ってすぐに新品のフィルターをつけたのでありえない。ましてや前玉の裏や2枚目なんか不可能。それなのに何と惨たらしい傷か。。絞りのテンション調整と言う仕事が普通にできないのか。

傷自体は浅く、順光時の写りには影響ないだろうが、これは新品で買ったレンズだ、それも清水の舞台から飛び降りるつもりで。あんまりではないか。メーカー純正の仕事がこれか、ユーザーをばかにしているのか?

その日の晩は悔しいやら、腹がたつやら、、で、オリンパスを一切合切処分する事を考えた。こんなメーカーを信じた私が馬鹿だった。いや、こんなメーカーに成り下がった所はこっちから三行半をつきつけてやると。

まあ、一晩たったら冷静になって、まずは修理にもう一度出して誠意と本気の技術を見てやろうと思った。販売店さんはレンズをじっとみて、何も言わずに『必ず修理させます』と言ってくれた。

今度は10日ほどで返ってきた。修理内容を見ると、前玉から4枚、そっくり交換となっていた。部品として新品レンズに交換され、各部の調整がされていた。ピントリングなど修理前よりしっくりくる。今度は言う事なく調整されていた。

最初からその誠意と技術を使えばなんて事ない調整のはずだ。それをやっつけ仕事をするから、小なりと言えど、ユーザーの逆鱗にふれるのだ。本来、職人仕事なんて手順書をいくら書いた物を読んでも、知恵や技なんて伝承されない。所謂『技』は暗黙知だ。人から人へ、心と体で伝承される知恵だ。それが全く失われている。

物作りが盛んになれば、やはり量産と言う事で技術を一般化し、バラツキを抑えたり、効率的に作って価格を抑える技術も必要になろう。『技』を文書化したり、数値化した物はある物は特許と言う形になったり、ある物はマニュアルと言う形になったりして、形式知になっていく。

でも、本当に物作りで大切なのは、この『技』に代表される暗黙知の数だと思うのだが。この伝承は人から人以外に無い。その大切な人をないがしろにして、機械や切り売りされた、時間幾らの労働力に頼ろうとする企業や物は、消えていっても何ら不思議ではない。

全く私個人の思いであるが、人にしろ、企業にしろ、一番素晴らしいのは『今より良くしていこう』と言う気持ちがある姿。価値観やそれに基づく基準はそれぞれあるだろうが、そういう気持ちが無くなったら寂しい限りだ。消えてもだれも気づかない存在になってしまう。

オリンパスや国内のカメラメーカーから本当にそういう暗黙知が消える事なく、伝承されていく事を、今回の出来事を通して切に願う。

honobono1 あのね、、

写真はこのレンズをE-1につけて撮影したもの。下手くそかもしれないがとっても気に入っている一枚。このレンズをつけて覗くととても楽しいんだ。また、そんな気持ちで写真が撮れるように願う。

頼むぜオリンパス。

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コメント

warakadoさん、こんにちは。

私も以前、レンズの無限大がずれてきたので、オリンパスに修理に出しました。しかし、「狂っていない」との事で戻ってきました。このときはカメラ屋の店員が怒って、「もう一度出しますので、時間をください。」とあやまわれて、再度修理に出した事があります。

でも、以前に上新電機からニコンのコンデジを修理に出した時には、「日本テクノ」に回されていました。レンズも本当にオリンパスで修理しているかどうか判りませんね。

心斎橋のオリンパスの人たちは、カメラ好きのいい人たちでした。あそこに出されると、相手の顔が見えて、親切な応対をして頂けます。きっと、オリンパスにも、まだ少しは望みが持てそうです。

撤退だけはしないで欲しい。

YANBOさん、こんにちは

心斎橋の人はおっしゃるようにカメラが好きでこの道に入ったと思われる方が多いですよね。以前、OM-2も丁寧な調整をして貰い、嬉しく思ったのですが、人に依るのは仕方の無い事なんでしょうか?

とにかく、一ユーザーとしてオリンパスさんには頑張って貰いたいと思います。

▼warakadoさん
 災難でしたね。カメラ店から出した修理先が悪かったんでしょうか。
 一度利用したことがありますが、長堀のオリンパスのサービスでは対応が良かったです。おそらくアナログカメラの技術屋さんOBみたいな人が窓口対応してくれたんですが、点検の手並みもすごかったし、話をしても要領がいいんです。でも、それが会社として全体に浸透しているかというのはわからないですよね。その人がいなくなったらダメになっちゃう場合もあるし。
 メーカーは自分の会社の製品に愛情を持っていたら、対応も自ずと違ってくると思うんですけどね〜。

▼あ、書くの忘れました。
 この写真「honobono1」いいですね。雰囲気も色も素敵です。

うずらまんさん、こんにちは

残念ながらオリンパス純正修理でした。心斎橋かどうかまで確認していませんが、修理伝票は前も後も見慣れた物でした。

客観的に自社製品を見る目は必要でしょうが、やっぱり愛情は欲しいですよね。愛用しているユーザーがいるのですから。

あと、honobono1ですが、これは100mmF2をE-1にアダプターを介して取り付けています。ですので、200mmF2になるのでポートレートには一般的には長すぎと言われます。
でも、引っ込み思案の私には丁度よいです。

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